P-100サルヴェージ・ドロイド
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P-100サルヴェージ・ドロイドは、銀河共和国の晩年に使われていたサーヴ=O=ドロイド社製の小型リパルサー・ドロイドである。
解説
ポッドレーサーのクラッシュは娯楽に飢えた観衆を大いに沸かせるが、その一方で破壊されたレーサーの破片はコースを更に危険なものへと変えていく。こうした残骸を片付けるため、レース運営組織は浮遊型のサルヴェージ・ドロイドを使用していた。
全方向性のP-100サルヴェージ・ドロイドは、浮遊する収容アームで事故現場に運ばれ、下部のシューターから排出される仕組みになっていた。1台の収容アームには帽子型のP-100が3体まで収容でき、これらのドロイドが多関節の付属肢で残骸を掴み、回収を行う。アームは500キロ以上のスクラップをポッドレース・ハンガーまで持ち帰ることができた。このとき、パイロットまたはオーナーが生存していれば、回収から2時間以内に壊れたポッドの所有権を主張できた。だがそれ以降になると、残骸は競売にかけられるか、あるいはジャワに売り払われることになっていた。