アヌーバ
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アヌーバは、砂漠の惑星タトゥイーンに原住する攻撃的な集団捕食獣である。
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特徴
天性のハンターであると同時に腐肉食獣でもあるアヌーバは、狼に似た姿をしており、自分より小さなものには何にでも襲い掛かり、ロント、イオピー、その他の小さな動物を仕留めるために群れを成して行動している。
彼らは顎から生えた強靭な角のような嘴で獲物の太い骨を粉々に砕くことができ、毛の生えた長い尻尾は体のバランスの維持と熱の発散に役立っている。アヌーバの体重は20~45キロほど(オスはメスよりも大きい)であり、10~12頭の群れで行動することが多い。これらの群れは第1位のつがいによって統率されており、群れ全体が容易な獲物を求めてポッドレース・コースで待ち伏せしている姿を見ることも珍しくない。
翼の生えたウルサイのように、アヌーバは動けなくなるほどまで大量に餌を食べることで知られている。これは母親が、一度に3~4頭産んだ子供に反芻を通じて給餌するためだと考えられている。
歴史
クローン大戦中、アヌーバの群れが独立星系連合の刑務所、シタデルで飼育されていた。
コルサントの小路では、タトゥイーンから運び込まれ、群れで脱走して適応したアヌーバが獲物を求めて徘徊していた。その結果、夜間に出歩くことが非常に危険とされているエリアがあった。コルサントのアヌーバは惑星の月に向かって吼えることで知られていた。また、群れごと捕獲されたアヌーバがショック・コーラーで行動を制御され、闘技用の動物として使われることもあった。
アヌーバはマシッフと同様にタトゥイーンのタスケン・レイダーによってペットや警護用の動物として飼いならされていた。