Eウェブ・ヘヴィ・リピーティング・ブラスター
| ||||||||||||||||||||||
|
Eウェブ・ヘヴィ・リピーティング・ブラスターは、ブラステック工業社によって開発されたリピーティング・ブラスターである。この武器は帝国軍の兵器の中で最も強力なリピーティング・ブラスターの一種であり、最適射程距離は200メートル、最高射程距離は500メートルにも達する。完全な名称は砲座式兵器ヘヴィ・ブラスターだが、多くの利用者はこれを省略してEウェブと呼んでいた。オリジナルのEウェブは、前身機種であるEWHB-10を生み出したメル=ソン・ミューニションズ社の協力によって開発されたものである。
解説
Eウェブ・ヘヴィ・リピーティング・ブラスターは、銀河内乱で使用された最も恐ろしい小型兵器である。Eウェブは最小射程距離200メートル、最大射程距離500メートルを誇り、その破壊力はスノースピーダー・クラスの装甲を貫くことができる。
Eウェブの操作には砲手とエクソーン・クラス4T3・パワー・ジェネレーターの監視要員が必要となる。この発電装置はオーバーヒートを起こしやすいため、連続使用の際にはCk3クライオクーラー冷却装置が必要不可欠だった。また、高性能な火力調整および照準システムにはスタービジョンが内蔵されており、赤外線低光量増幅モジュールによって夜間でも使用することができた。他にもEウェブには自動暗号化装置内蔵の長距離コムリンクが装備されており、他の装置がなくても重要な通信を行うことも可能だった。
Eウェブの大きな欠点は組み立てに時間が掛かることである。発電機が冷えた状態にある場合、発射できるまでに実に15分以上を要した。この間は敵の集中攻撃を受けることも多く、逆にこの過程を短縮すると、Eウェブは急激なエネルギー増加によって簡単に破損してしまうのだ。
EウェブにはEウェブ(15)やFウェブなどの改良型が何機種か存在する。Eウェブ(15)は組み立て時間を大幅に短縮した機種であり、一方のFウェブは小型シールド発生装置を搭載している。