タムズ=アンの王家の杖
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タムズ=アンの王家の杖は、タムズ=アンの支配者の究極の象徴であり、同時にエネルギー武器である。これなくしては、何人たりともタムズ=アンの王に即位することはできなかった。タムズ=アンの慣習では、昼と夜の時間が同じになる日の夜明けに、塔の守護者にこの王家の杖を渡した者のみが惑星の正統な支配者になることができるのだ。
ヤヴィンの戦いのおよそ15年前、コー・ザテック=チャ大臣が、王位継承者であるモン・ジュルパ王子の記憶を奪った後、タムズ=アンの王の地位を宣言した。だが、モン・ジュルパの忠実な部下、ソラーグ・デンが杖を惑星から持ち出したのである。彼はそれを正当な持ち主の手に渡し、最終的にモン・ジュルパがタムズ=アンの王に即位したのだった。
また、王家の杖はエネルギー武器としての一面も併せ持っており、持ち主による単純な操作によってエネルギー波を放ったり、光のビームを出力することができた。