ミリドン
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海の怪物、ミリドンは、海洋惑星ターヌンガに生息する巨大な緑色の爬虫類である。この生物は海中に巣を作り、海上に突きだした様々な山の頂の周辺を回遊していた。
歴史
ヤヴィンの戦いの15年前、海賊のガー・カイボ・レン=チャ船長は、山頂の1つを活動拠点となる基地として利用していた。彼のお気に入りの趣味の1つは、囚人にサンド・スキッフの板の上を歩かせ、海に転落した彼らがミリドンの餌食となるところを見物することだった。カイボはこの怪物を飼い慣らしていると考えており、実際に自分の命令に反応していると信じていたのである。だが、これはカイボの壮大な思い込みの1つに過ぎなかった。
あるときカイボの部下たちは、ジャン・トシュ、C-3PO、R2-D2がミリドンの餌となる光景を見物するため、彼らを海へ放り込んだ。だが、R2-D2の頭部ドームに格納されていたプロペラ式推進装置によって、彼らは餌となることを免れることができ、この怪物を沈没船の残骸の中に閉じ込めることに成功したのである。
やがてミリドンはこの罠から脱出し、もっと多くの2本足の餌を求めてカイボ船長の海賊基地の港へと戻ってきたのだった。