メクノ=チェア
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メクノ=チェアは、裕福なニモイディアンが地位の証として使用する、移動能力を持った機械仕掛けの椅子である。通商連合のヌート・ガンレイ総督もこの椅子を所有していた。
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特徴
主としてアフォディーズ・クラフトハウス・オブ・ピュア・ニモイディア社によって製造されていたメクノ=チェアは、機械的に動く金属の脚が付いたロボット式玉座である。高位の役人や幹部専用に造られたメクノ=チェアは肘掛に取り付けられた小型タッチパッドで自由に動かすことができた。これらはニモイディアンの熟練した職人が各個人専用に造ったものであるため非常に高価な品物であり、それゆえ裕福な階級の人々だけが予約して入手できたのだった。ただし、ニモイディアンはこの動く玉座を雄大さの象徴であると信じていたが、他の人々にとっては明らかに高価な不精品でしかなかった。
ヌート・ガンレイ総督の所有するメクノ=チェアには、秘密チャンネルを通じてダース・シディアスとの暗号化通信を行うホロプロジェクターが搭載されていた。この椅子は惑星チャロスのカイ・チャーによって作られたものであり、ホロネット用秘密リンクや毒ガスを放つ保安システムが追加されていた。また、遠隔起動可能な自爆装置も内蔵されていた。
歴史
ナブー侵略およびその後のクローン大戦の間、シスの暗黒卿はヌート・ガンレイと彼のメクノ=チェアを介して交信を行っていた。共和国グランド・アーミーがケイト・ニモイディアの彼の要塞を襲撃したとき、ガンレイは惑星から逃亡したが、迂闊にもこのメクノ=チェアを置き去りにしてしまう。このメクノ=チェアはダース・シディアスのホロ記録と共に共和国部隊に回収され、コルサントの戦いの数日前に、ジェダイに神出鬼没のシス卿の捜索における貴重な手がかりを与えたのだった。
銀河共和国が銀河帝国へと再編された後も、メクノ=チェアはケイト・ニモイディアを統治するモフ・メリリオン・ターコ男爵によって使用されていた。