CC-5052
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解説
ブライという名で知られるコマンダー5052は、ジェダイの将軍アイラ・セキュラ率いるクローン・トルーパー部隊、第327スター・コープスの指揮官である。彼はARCトルーパー、アルファによって訓練された第1世代のクローン・コマンダーの1人だった。ARCトルーパーは特別な育成を受けたクローンたちであり、通常のクローンと比べて独立心が高く、従順さも低く抑えられている。アルファの訓練プログラムは、独立心と規律に捉われない柔軟な思想を向上させるものだったのだ。
クローン・コマンダーはこのプログラムによってさらなる創造性と独立心を示すようになったが、ブライが人工教育を施された製品の1つであることには変わりなく、共和国に対する異常なまでの忠誠心を植えつけられている。ホノガーでの任務の間、ジェダイの裏切り者であるクインラン・ヴォスは、この有害物質で汚染された惑星から分離主義勢力の重要な情報を奪取するため、アイラ・セキュラと手を組んだ。このとき、ブライは反逆的なヴォスとの厳しい協同任務を遂行している。彼はヴォスへの疑惑を押し隠し、文字通り指示に従うことで、休戦を尊重するというセキュラの命令に従ったのだった。
ブライと第327スター・コープスはセキュラと共に、ニュー・ホルスティス、ホノガー、アンザット、サルーカマイなどの任務で活躍している。このような定期的な配置転換は、ブライにときおり閉塞感のようなものを与えていたが、それは彼独自の感覚であり、セキュラとも共感していたものである。また、ブライは着手した任務を最後まで遂行することを好んでいたが、彼は従順に命令に従い、必要に応じてどこへでも移動するのだった。
ブライはエキゾチックな惑星フェルーシアでオーダー66を受けたときも、セキュラの指揮下で任務に当たっていた。だが、コルサントのパルパティーン最高議長から発せられたこの処刑命令は、セキュラを共和国に対する反逆者であるとみなすものだった。共和国に対してゆるぎない忠誠を示すブライとその配下のトルーパーたちは、ブラスター・ライフルを構えると司令官に向かって発砲し、不意を突かれたジェダイを冷酷に殺害したのだった。