ジャクー
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ジャクーは、アウター・リム・テリトリーの辺境宙域に位置する砂漠の惑星である。この惑星は盗賊、犯罪者、そしてゴミ漁りたちの巣窟だった。
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解説
ジャクーはアウター・リムに位置する辺境の砂漠惑星である。この惑星の北半球ではホイール・レースが盛んであり、南半球ではアルコール飲料の一種、ノックバック・ネクターの原料となる苔を採集することができた。また、この惑星では随所で採掘事業も行われていた。ジャクーではその気になれば誰もが隠遁生活を送ることができ、一方で廃品回収者たちは荷物を持って砂漠を横断する際にラガビーストを使っていた。この惑星の入植地は、チュアナル、クレータータウンなどが知られていた。
歴史
エンドアの戦いの数か月後、戦争難民となったコアウィン・バラストがジャクーへと向かった。彼はこの惑星が宇宙に浮かぶ価値のない岩の塊だと信じており、そのため新共和国と銀河帝国による銀河系規模の抗争においてもまったく重要性を持たないと考えていたのである。
だがエンドアの戦いの1年後、ジャクーで新共和国と銀河帝国との戦闘が発生した。この戦いの中で帝国軍のシーナ・リー大佐は、新共和国に拿捕されそうになった自身のスター・デストロイヤー<インフリクター>を惑星に墜落させた。リーはセイン・カイレルと共に脱出ポッドで船から脱出する。しかしその後、彼らは惑星の地表で新共和国によって拘束されたのだった。