キャロリー・デュリン
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キャロリー・デュリンは、女性戦士たちからなる神秘的な戦闘集団、ミストリル・シャドウ・ガードの一員である。
解説
ヤヴィンの戦いの直前、ルーク・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービがハン・ソロと出会ったとき、デュリンは友人であり同僚でもあったシェイダ・デュカルと共に、モス・アイズリーのチャルマンの酒場にいた。2人はハマートン・プロトタイプを輸送する任務のなかでタトゥイーンを訪れていたが、ストームトルーパーの待ち伏せに遭遇してしまったのである。
盗み出したハマートン・モジュールを運び出すため、貨物船を雇おうとしていたキャロリーとシェイダは、素性を隠すべくトニカ姉妹に変装した。キャロリーはセニ・トニカに、シェイダはブレア・トニカへと姿を変えたのだ。だが、この変装によって、2人は反乱同盟軍の工作員、リージュ・ウィンワードが解放される前に、パーク大佐によって一時的に逮捕されてしまう。しかし、その後の誰がハマートンの情報を得たのかという口論の間に、ミストリルたちはスーパーレーザーの部品を運ぶための貨物船を盗み出すことができた。一方で、ウィンワードも彼女たちのアストロメク・ドロイド、D4とこの兵器の技術リードアウトを持ち出すことができたのだった。
ハマートン奪還の任務の間、シェイダはキャロリーについて、有能ではあるがいくぶん経験不足だと考えていた。しかし、そのおよそ20年後、キャロリーはベテラン戦士へと成長しており、エンブランのイレヴン・エルダーズはミストリルとマジクとの関係を絶つきっかけを作るべくシェイダを連れ戻そうと考え、彼女をボルコラッシュへと派遣したのだった。だが、シェイダは逃走し、キャロリーは彼女を追って残存帝国軍の首都バスティオンへとたどり着いた。彼女はそこで旧敵であるキャヴリルフ海賊団のゾシップ船長と敵対するため、帝国軍のグロディン・ティアス少佐と手を組んだのである。
その後、キャロリーはミストリルと残存帝国軍との同盟関係について議論するため、イレヴン・エルダーズのリーダー、パロマ・ダシマを伴って、ヤガ・マイナーを訪れた。しかし、モフ・ディズラの陰謀が暴かれ、偽のスローン大提督の正体がペテン師のフリムであることが明らかになると、彼女はリーダーと共にエンブレンへと帰還したのである。