ナウルーン
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解説
ニッシーク族のナウルーンは最も古くからモー研究所にいるウーキーである。重労働と栄養失調によってわずかながらも障害を持つようになった栗毛の彼は、まさしく哀れな姿をしており、彼を10年前にモーへ連れてこられた強靭な戦士として認識できる者はほとんどいなかった。
ナウルーン本来の楽天主義は何年にも及ぶ重労働と絶望ですっかり削がれていたが、同じウーキーのチューバッカがやってきたことによって、彼はモー研究所と憎むべき帝国軍からの脱出という新しい希望を抱くようになった。
チューバッカが新共和国軍を連れて戻ってくると、反抗と願望の小さな灯火は激しく燃え上がる炎へと転じた。グロドン・ラッキーの前に立ちはだかり、自らの憎しみの力で彼を殺したのもナウルーンだったのだ。