シェダオ・シャイ
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解説
シェダオ・シャイはユージャン・ヴォング先発艦隊の司令官である。プレトライト・ヴォングの敗北後、彼は最高司令官ナス・チョーカとウォーマスター・サヴォング・ラがこの銀河系へ到着するまでの間、デュブリリオン、ダントゥイーン、その他の惑星の征服においてユージャン・ヴォング艦隊の指揮を執っていた。
シャイは最初の先遣軍の一員としてこの銀河系で戦死したモンゲイ・シャイの孫であり、祖父に相応しいユージャン・ヴォングの埋葬を行おうと考えていた。そのため、彼はコラン・ホーンがシャイの2人の親族を殺害し、ミイラ化したモンゲイの遺体を奪ったことを知ると、彼の殺害を心に誓ったのだった。
その後、カーマシの元老院議員エレゴス・アクラがシェダオと接触する。彼は互いの文化を教え合い、平和の道を模索することを願っていたのだ。ノム・アノアから得た情報が欠けている、あるいは古いと感じていたシャイは、アクラの要請を受け入れた。2人は互いから多くのことを学び、シャイは特にスローン大提督に関する話と、大提督の持っていた芸術から情報を収集する能力に強い関心を抱く。しかし、エレゴスとコランが友人同士であることを知ると、シャイは彼を殺害し、その遺骨を金とプラチナで飾ってホーンに送り付けたのだった。
その後、シャイとホーンは惑星イソアの運命を賭け、1対1の決闘を行うことになる。最終的にシャイはコランに破れ、殺害されたが、イソアの植物と動物たちもシャイの副官デイン・リアンによって完全に破壊されてしまう。シャイの遺体もユージャン・ヴォングの生物兵器によって溶かされたのだった。