ダース・フォボス
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ダース・フォボスは、クローン大戦のはるか以前に活躍した女性シーリンのシス卿である。
解説
ダース・フォボスはシスの惑星コリバンで生まれた。彼女は驚異的な精神力を発達させたため、フォースを使って心の弱い者たちの精神を歪ませ、制御することことができた。彼女の主な能力は、敵味方を入れ替えて彼らを混乱させることである。また、彼女は戦う際に赤い双刃のライトセイバーを使っていた。彼女は狡猾で邪悪であり、力を手に入れるために多くのライバルを殺害してきた。やがて、シスの仲間たちはフォボスを裏切り、彼女を殺そうとしたが、フォボスは生き延び、故郷から逃れたのである。
何十年もの間、フォボスは自分を信奉する熱狂的なカルト集団を組織していた。彼女は従者たちを銀河系全域に送り込み、新たな信者の勧誘や、強力なジェダイやシスのリーダーたちの暗殺を行っていたのである。ジェダイとシスは双方とも彼女を銀河系に対する大きな脅威として認識し、彼女を止めるためにしぶしぶながら手を組んだ。やがて、フォボスはジェダイとシスの戦士との戦いで殺されたが、彼女のカルトはその後何年にもわたって存続し、クローン大戦勃発のおよそ2,000年前、第4次大分裂の時代についに消滅したのだった。シスは彼女を「隠れた脅威」と呼んでいた。
フォボスは、パダワンが恐怖を克服することを手助けするためにジェダイの試練でよく使用された。また、ダース・ヴェイダーの秘密の弟子ギャレン・マレックも、超自然的な訓練で廃墟となったジェダイ聖堂へ送り込まれ、ジェダイ公文書館の下層でシスの幻影となって出現したフォボスと戦った。この戦いで、彼女はたびたび自分の姿をスターキラーが好意を寄せていたわずかな人々の1人、すなわちジュノ・エクリプス船長に変化させ、彼に攻撃を躊躇わせようとした。しかし、若きシス・アプレンティスは簡単には騙されず、彼はフォボスが最後に姿を変えたときに背中を突き刺し、この訓練を終わらせたのだった。