コロニー界
| ||
|
解説
コロニー領域とも呼ばれるコロニー界は、コア・ワールドとインナー・リムの間に位置する銀河系の領域である。ここは銀河共和国の樹立にやや先立って、コアの外で初めて入植が行われた場所の1つであり、スライスに属するコロニー界の大半の惑星は、ヤヴィンの戦いの24,000年前までに入植が完了している。その後、多くの惑星が共和国に加入し、いち早く独自の社会を形成することで、自分たちの築き上げた社会への直接支配を逃れていった。
この領域の惑星の多くは人口が過密であり、工業化も進んでいるため、コア・ワールドとほぼ同等の文化水準に達している。事実、この領域に入植したコア・ワールドの出身者たちは、コア・ワールドの威光と伝統は既に過去のものであると信じていたのだ。クローン大戦が勃発するまでの間、この領域はおよそ1,000年にわたって自由な状態にあり、もはや「コロニー(植民地)」という言葉だけが残っている状態に過ぎなかった。
パルパティーンによる統治の時代、銀河帝国はコロニー界を極めて強硬に支配し、その結果、新共和国が急速にこの領域における支持を獲得していった。そして、新共和国がコア・ワールドにまで侵入するようになると、残存する帝国政府は大打撃を受け、コロニー界の新共和国への陥落を許す結果となる。この領域は新共和国の堅固な同盟国となったのだった。