ポーセラス
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ポーセラスは、ジャバ・ザ・ハットの宮殿で働いていた毛髪の薄い人間のシェフである。彼はキッチン・ボーイのフレグミンを助手としていた。またハットに雇われる以前には、ヴァーヴェナ・セクターのモフ・インディス・マイロアの下で働いていたこともある。
経歴
ポーセラスはゴールデン・スプーン賞やツェルゴーメット賞などを何度も受賞したことのある実力派のシェフである。その腕を買われ、かつてはブリエックスの総督、インディス・マイノアのシェフとして働いていたこともあった。
やがて、彼はジャバ・ザ・ハットの下で働くようになる。だが、ジャバは不味い料理を出したシェフをランコアの餌食にすることで知られていたため、ポーセラスにとってこの仕事は日常的な恐怖との戦いだった。また、宮殿で働く間に、彼はヤーナ・ダル・ガーガンやマラキリと親交を深めていった。
ポーセラスは、宮殿のガモーリアンや助手のフレグミンによる過剰な試食を防ぐため、最高に選りすぐった食材と料理を電気フェンスの内側に隠していた。彼は主人が空腹を訴える姿を見たくはなかったので、このフェンスは彼の命をも守っていたことになる。
ヤヴィンの戦いの4年後、宮殿内で突然いくつかの死体が発見されるという事件が発生した。彼らがなぜ、どのようにして殺されたのかは一切分からなかったが、ポーセラスも厨房でウィークェイのアク=バズの死体を発見し、それを隠したのだった。
ポーセラスは宮殿に潜入したレイア・オーガナがハン・ソロと愛し合っていることを知り、彼女がジャバの奴隷となったことに深い同情を抱いていた。彼は哀れみの気持ちから、ソロを助け、生きたまま逃がしてやろうと決意する。しかし、その直後に彼は命の危機に晒されることになった。彼の料理を食べた者たち(ウーラやジュブナック)が食後すぐに死んだため、ジャバはポーセラスに対し、料理に呪いをかけたのではないかと訴えたのである。ジャバは彼に処刑を命じた。しかし、この処刑が実行される前にジャバは反乱同盟軍の英雄たちによって殺害され、ポーセラスは友人のマラキリと共に宮殿を脱走したのだった。その後、2人はモス・アイズリーでクリスタル・ムーン・レストランを開店し、大成功を収めることになる。