オード・マンテル
Ord Mantell | |||
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位置: | ミッド・リム、ブライト・ジュウェル星団、ブライト・ジュウェル星系 | 重力: | 不明 |
太陽: | ブライト・ジュウェル | 地形: | 平地、ジャングル、メーサ、都市 |
衛星: | 15 | 大気: | タイプI(通常の大気) |
コアからの距離: | 不明 | 湿度: | 多湿 |
自転周期: | 26標準時間 | 海洋比率: | 不明 |
公転周期: | 334日 | 居住種族: | 人間、トランドーシャン、他多数 |
種別: | 地殻惑星 | 人口: | 4,000.000,000人 |
直径: | 不明 | 主な輸出品: | 不明 |
気候: | 不明 | 主な輸入品: | 不明 |
解説
多くの人々はオード・マンテルをみすぼらしい宇宙パイロットや密輸業者の溜まり場、あるいはギャンブル街であると考えている。しかし、この無法な惑星もかつての旧共和国時代には主要な軍事基地として機能していたのだ。
オード・マンテルは栄光と影の惑星と呼ばれている。ヤヴィンの戦いの12,000年前、コレリアンの入植者たちはこの惑星に高度な軍事偵察基地を設立したが、旧共和国が新たな交易ルートを開拓したことによって、オード・マンテルは戦略的重要性を失うことになった。しかし、この惑星は巨大軍事造船所と宇宙ドックの存在によって市民交易所として栄えていたのである。
その間、オード・マンテルは自由港となり、合法な積荷から違法な積荷まであらゆるものが星系中に氾濫していた。密輸業者や違法な自由貿易商たちも頻繁に出入りしていたが、彼らも帝国の介入は到底あり得ないと確信していたのである。
確かに、オード・マンテルではギャンブルと娯楽産業も大きく栄えており、ワールポート大陸の南岸に沿った鎖状都市にはギャンブルを始めとする、ありとあらゆる悪徳がはびこっている。しかし、これらの都市はすべての面で近代的であり、毎年訪れる何十億人もの旅行者たちはコア・ワールドと同等の利便性を得ることができるのだ。
一方で都市の雑踏を離れると、オード・マンテルには原始的な田園風景も残されている。大地には野生の草原や巨大な塩湖、そして森林が広がっており、所々に農業や漁業を営む小さな集落や都市が点在している。この惑星の居住者の大半はこのような集落の住人たちだが、彼らは一貫して訪問者が災難を運んで来ると信じているため、外界人を避けて生活することを好む。また、密輸業者や宇宙パイロットの要求を満たすような都市もわずかに存在し、彼らにギャンブル街での生活以上のプライバシーを約束している。しかし、こうした都市は比較的治安が悪く、タトゥイーンのモス・アイズリーと同様に訪問者にブラスターは欠かせない存在となっている。一方、オード・マンテルの一般的なテクノロジー・レベルは低く、多くの住人たちにとってドロイドやコンピューターは奇妙な存在として映るようである。
スローン大提督による反抗の直前、新共和国はオード・マンテルを同盟惑星として迎え入れることに成功した。しかし、新共和国がこの惑星の近代化に全力を尽くす一方で、古くからの住人たちは簡単には従わず、犯罪のはびこる状況を変えることはできなかった。新共和国は旧共和国時代にこの惑星の南半球に造られた宇宙防衛基地の跡地を利用して、このセクターで続けられている小規模な戦いに備えるためXウィング小隊を配置した。いまやオード・マンテル戦闘機大隊はこのセクターにおける新共和国軍の主力部隊となっている。