グリッド・ステーション
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グリッド・ステーションは、ヤヴィンの戦いの22年前に銀河共和国によって惑星オート・プルトニアに設立された軍事基地である。
歴史
クローン大戦の初期、衛星パントラのパントラン議会は分離主義勢力による侵略に備えるため、銀河共和国に近郊の惑星オート・プルトニアへの前哨基地の設立を依頼した。共和国はこれに応じ、氷の尖塔の内部にクローン・トルーパーが常駐するグリッド・ステーションを建造したのだった。しかし、分離主義勢力も惑星の地表に一時的な基地を設営し、これらすべての動きが以前からこの惑星に住んでいたタルズたちの怒りを招くことになる。彼らは新しく来た者すべてを攻撃し、共和国と分離主義勢力双方の基地を壊滅させ、兵士たちを皆殺しにしたのだった。
共和国は突如交信が途絶えたグリッド・ステーションを調査するため、ジェダイのアナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、そしてクローン・コールド・アサルト・トルーパーの分隊からなる機動部隊をオート・プルトニアへと送り込み、パントラン陣営もチー・チョ書記長とリヨ・チューチー議員が代表者として同行していた。グリッド・ステーションに入ったチョは、この惨劇を分離主義勢力による攻撃だと確信するが、ジェダイはトルーパーたちの失踪を調査し、タルズの村を発見する。また、共和国部隊は一時的にグリッド・ステーションを基地として再稼動させたが、オート・プルトニアの戦い後、パントラン議会の支持を得たリヨ・チューチー議員はこの惑星の所有権をタルズに譲渡し、彼らに惑星全体の主権を認めたのだった。彼女は共和国とパントラン全員を惑星から撤収させ、タルズたちに氷の渓谷の村での平和で穏やかな生活を保障すると共に、グリッド・ステーションを放棄したのである。