パントラ
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パントラは、パントラ星系に属する惑星オート・プルトニアの衛星である。この衛星は銀河共和国のメンバーであり、コルサントにも元老院の代表団を送り込んでいた。
歴史
パントラはパントラン議会によって統率され、選挙で選ばれた書記長が交互に代表を務める民主主義政府を保持していた。クローン大戦当時の書記長は、あらゆる潜在的脅威からパントラを守ると公約した行動派の人物、チー・チョである。一方で、この衛星は銀河元老院に若い女性パントランのリヨ・チューチー議員を送り込んでいた。パントラは共和国に対して一定の影響力を有していたため、独立星系連合からの防衛手段として共和国の前哨基地の建造を要求し、オート・プルトニアへのグリッド・ステーションの設置を実現させたのだった。
当初、パントラは星系内で唯一の居住可能な星だと思われており、その主星である氷の惑星オート・プルトニアはパントラの保護領とされていた。パントランたちはこの惑星にタルズの入植者がいたことを知らなかったのである。だがタルズの存在が発見され、彼らがこの惑星の所有権を要求すると、チョ書記長は激しく反発し、タルズとの戦争を宣言した。しかし、チューチー議員はパントラン議会の決定を仲介し、タルズの不干渉の希望を尊重する。彼女はこの氷の惑星からパントランと銀河共和国の人員をすべて撤収させ、パントラへと戻った。その後ほどなくして、N・パパノイダ男爵がパントラの新書記長に就任したのである。
この戦争の後、パントラはこの惑星を分離主義勢力に強制加入させようとするロット・ドッド指揮下の通商連合によって封鎖された。この封鎖は激しい暴動を巻き起こし、民衆の間でCISへの加入を求める自暴自棄的な声を集めたのだった。パパノイダはこの危機に打ち勝とうとしたが、交渉手段として2人の娘を誘拐されてしまう。だが書記長自らの活躍と、チューチー議員、アソーカ・タノの助けによって、2人の人質は無事に解放されたのだった。また、チューチーは通商連合の外交官と分離主義勢力との繋がりを暴き、彼を脅迫することで、交渉にも成功した。惑星の封鎖は解除され、交易も元に戻ったのである。