ダーク・フォース
この項目では宗派について記述しています。艦隊についてはカタナ艦隊をご覧ください。
| ||
|
ダーク・フォースは、ドロマンド・カスにある古代シスの寺院、ダークサイド寺院を中心に広がるダークサイドの宗派である。
解説
ダーク・フォースは、ダース・ベインの二人の掟を拒絶した背信のシス・アプレンティス、ダース・ミレニアルによって創設された信仰である。ダーク・フォース信仰の聖職者にはダークサイドの預言者の称号が与えられ、フォースのダークサイドを通じて未来を予見し、しばしばシスに対して起こりうる政治的問題や個人的野心による屈曲したビジョンを回避していたのである。
後にドロマンド・カスを発見したパルパティーンは、預言者たちを顧問として取り込み、ダーク・ジェダイ・カダーンをダークサイドの最高預言者に任命した。そして新秩序の施行に伴い、彼は預言者たちを皇帝の魔術師と改称し、その集合体としての帝国秘密結社を組織したのである。調査官、フォース感知力を持つ軍高官、皇帝の手など、パルパティーンに仕えるダーク・ジェダイたちの多くは、ダークサイドの手ほどきの第一歩としてまずドロマンド・カスへ送られ、預言者たちの指導の下でダーク・フォース信仰について学ばされたのだった。
パルパティーンはカダーンを最高預言者の地位に任命したが、カダーンの真の忠誠は新秩序ではなくダーク・フォースに向けられていた。エンドアの戦いに先立って、カダーンはフォースの均衡が回復されるであろう可能性を予見していたのである。この預言はパルパティーンを不愉快にさせたが、カダーンは妥協を拒み、数人の魔術師を連れて皇帝の逆鱗から逃亡した。一方、他の魔術師たちは皇帝のもとに残ったのだった(その中のリーダーはクロナル卿だった)。
カダーンの従者たちはダーク・フォースによる銀河系の支配を望んでいた。彼らは万物を理解可能な究極の知識が得られるというジェダイの谷を探すため、ダーク・ジェダイ・ジェレクの協力を得ようとしたのだった。しかし、ジェレクは自身の目的のために既に出発しており、谷を発見した直後にカイル・カターンによって倒されたため、彼の真の目的も闇に失われてしまった。結局、預言者たちはジェダイの谷の位置を突き止めることができず、影の中に静かに潜み、ダーク・フォースのビジョンを広められる次の機会を待ったのである。
ドロマンド・カスのダーク・フォース寺院は、カイル・カターンによって一時的に奪われるまで見捨てられていた。彼は寺院の中でダークサイドに魅了されるが、最終的にマラ・ジェイドによって救い出されている。