スカイウォーカー・ツアー
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スカイウォーカー・ツアーは、銀河系の英雄ルーク・スカイウォーカーが反乱同盟軍に加わる決断をした際に重要な意味を持ったと考えられる出来事の舞台を巡る、タトゥイーンの人気ツアーである。エンドアの戦い後、キャサーの実業家マイヤー・ローは下記のリストにある場所への毎日開催されるツアーを開始した。そして、エンドアで帝国が敗れたという事実が広まるにつれ、スカイウォーカー・ツアーはますます人気を博すようになり、移動手段もセール・バージを利用した豪華なものへと改善されていったのである。だが、ヤヴィンの戦いの4年後から8年後までの間のどこかで一部の訪問先がツアーから除外され、やがてすべてが廃れていったのだった。
解説
以下はスカイウォーカー・ツアーで訪れる場所を訪問順に並べたリストである。
- 1) ドロイドのR2-D2とC-3POを乗せて<タンティヴィIV>から射出された脱出ポッドの着陸地点 — ドロイドたちはここで激しい口論を行い、一時的に別れたのだった。
- 2) R2-D2がジャワに捕らえられた場所
- 3) C-3POがジャワに捕らえられた場所 — 2)と3)は実際の歴史順とは異なっている。C-3POはジャワたちに拾われたドロイドの運命を知らず、助けられたことを喜ぶと、気まぐれな相棒と最後に別れた場所と彼が向かった方向をジャワたちに喜んで教えたのだった。
- 4) ラーズ家の住居と水分農場 — ヤヴィンの戦い後、ラーズ家の水分農場は放置されたままだったが、後にルーク・スカイウォーカーによってソーグという名のスパイス密輸業者に売却され、その後さらにダークライター家に売却された。ヴィドマップにおけるこのエリアの説明を読む限り、ダークライター家は訪問者を歓迎していたようである。しかし、ルーク・スカイウォーカーの寝室や、オーウェン・ラーズとベルーの殺害現場を見学したいという旅行者に対して彼らがどの程度寛容であったは定かでない。
- 5) ルーク・スカイウォーカーが逃走したR2-D2を発見し、サンドピープルに襲われ、オビ=ワン・ケノービに助けられた場所
- 6) ベン・ケノービの家 — この建造物はスカイウォーカー・ツアーのために修復および保存されていた。だが、ヤヴィンの戦いのおよそ8年後、この家は略奪者によって荒らされ、知性を持たない様々な生物たちの住処となってしまった。
- 7) ジャワのサンドクローラーが攻撃された場所 — このサンドクローラーは他のジャワたちの回収作業によって既に消失してしまったが、この場所はスカイウォーカーが反乱同盟軍への参加を決断した、歴史的に極めて重要な場所とされている。
- 8) モス・アイズリー — スカイウォーカー・ツアーで訪問先になっていた場所がモス・アイズリーのどこなのかは正確に記録されていないため不明である。だが、以下の場所が含まれていたらしい。
ジャバの宮殿とカークーンの大穴
上記に加え、スカイウォーカー・ツアーではジャバ・ザ・ハットのかつての宮殿とカークーンの大穴を訪れていた。宮殿の改装内容についてはよく分かっていないが、カーボナイト冷凍されたハン・ソロの精巧なレプリカが置かれていたという。だが、ヤヴィンの戦いの12年後にルーク・スカイウォーカーとハン・ソロがこの宮殿を再訪したとき、中に入ることが困難だったという事実は、宮殿の住人であるボマーの修道僧たちがこのツアーのせいで訪問者を嫌うようになり、すべての入り口を封鎖してしまったことを意味している。
カークーンの大穴での停船場所には、荒らされたジャバ・ザ・ハットのセール・バージの残骸と、ジャバ、その取巻き、サーラックを模倣したロボットを見ることができた。また、旅行者たちが誤って穴に転落しないよう、安全対策も施されていた。