ヴァリキーノ
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ヴァリキーノは、ナブーのレイク・カントリーにある島の名称である。この島にはナベリー家の別荘があるため、この別荘そのものをヴァリキーノと呼ぶこともあった。
解説
ナベリー家の所有となる何世紀も前には、この別荘はナブーの悲劇の詩人、オマー・ベレンコの所有物だった。
ヤヴィンの戦いの22年前、コルサントでの暗殺未遂事件を逃れたパドメ・アミダラ議員は、この別荘を秘密の避難所として使用し、この避難生活の間、彼女はジェダイのボディガード、アナキン・スカイウォーカーと過ごしていた。やがて、2人はこの地で禁断の恋に落ちることになる。そして、ジオノーシスの戦い後、パドメとアナキンはヴァリキーノに戻り、ナブーの聖職者であるマキシロン・アゴラーガ大神官の立会いのもと、秘密の結婚を行ったのだった。
パドメの死の翌年には、彼女の祖母リョー・スールがこの別荘で暮らしていた。そしてある日、彼女は銀河帝国のマローラム調査官による尋問を受けることになる。リョーはパドメの埋葬を見届けた人物の1人であり、マローラムは彼女とスカイウォーカーの血を引く子供が生きているという疑いを抱いていたのだ。リョーが証言を拒むと、マローラムはライトセイバーで彼女を突き刺した。ジェダイのフェラス・オリンと、その協力者トレヴァー・フラムが彼女を助けるために駆けつけるが、時既に遅く、彼らはリョーの遺体を発見することになるのだった。