IG-88D
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IG-88Dは、IG-88ドロイド・シリーズの4体目にして最後の1体である。4体のドロイドが創造主たちに対する反乱を起こした後、彼とIG-88CはメキスIIIの歩哨として働いていた。
目次 |
経歴
初期の経歴
IG-88Dはフラットドロイド計画の一環として惑星ハロワンのホロワン・メカニカルズ社で作られた暗殺ドロイドである。彼は、IG-88Aと呼ばれる同一のドロイドが生身の創造主たちに反乱を起こした後、このドロイドによって起動された3体のIG-88のうちの1体だった。IG-88Aは彼らの空のコンピュータ・コアに自分の知性プログラムをコピーし、起動した順に1文字ずつ名前をつけた。IG-88Dは最後の1体である。その後、暗殺ドロイドたちは似た種類のドロイド、IG-72の助けを借りて自分たちが生まれた研究所を脱出したが、IG-72は彼らと行動を共にすることを拒否する。その後、彼らは船に乗って惑星を脱出し、工場惑星メキスIIIを目指したのだった。
ドロイド革命
IG-88たちは、メキスIIIのすべてのドロイドを手に入れ、惑星規模の防衛グリッドをスライスすることでこの惑星の73人の知的種族を虐殺した。そして彼らはメキスIIIの全ドロイドを再プログラムし、自分たちの命令に完璧に従う知性プログラムを持つドロイドへと変えたのである。その後、彼らは知性プログラムが組み込まれたドロイドの製造を開始する。IG-88が信号を送信すれば、彼らの作ったドロイドすべてが生身の主人に反乱を起こし、銀河系を征服できるのだ。こうしてIG-88によるドロイド革命が開始されたのである。
IG-88AがメキスIIIの亡き監理官を演じ、IG-88Bがグループの表の顔となる賞金稼ぎとして活躍している間、IG-88CとDはメキスIIIの歩哨として惑星に残り、計画の進行を監視していた。そしてヤヴィンの戦いの3年後にIG-88Bが破壊されると、その直後にCとDはハン・ソロのカーボナイト・ブロックの強奪と失われた兄弟の敵討ちのため、タトゥイーン上空でジャバ・ザ・ハットの元へ向かうボバ・フェットを襲撃した。だが、IG-88Cはフェットによって撃破され、IG-88Dもこの狡猾な賞金稼ぎの罠にはまってしまう。彼の<IG-2000>は<スレーヴI>による集中砲火を受け、撃墜されたのだった。
だがIG-88Dは破壊から逃れ、ボバ・フェットに気づかれぬまま逃走することができた。彼は必要な宇宙船の部品を集めるため、オード・マンテルの主要な廃品集積場へとたどり着く。そして惑星を発とうとしたとき、彼はフェットの居場所に関する情報を得るために自分を追っていたダッシュ・レンダーと遭遇したのだった。暗殺ドロイドは集積場のバトル・ドロイドの一隊を再プログラムし、レンダーを攻撃させようとするが、彼はホバー・トレイン・システムで辛うじてこれらを回避した。フェットが衛星ゴールにある帝国の飛び領へ向かっていることをレンダーに明かしたのはIG-88Dである。2人は集積場で銃撃戦を繰り広げるが、最終的にIG-88Dはダッシュによって倒された。このとき得られた情報は、ゴールの戦いを準備するために使用されたのだった。