TIEヴァンガード
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TIEヴァンガードは、TIE/rcスターファイター偵察機の亜種である。TIE/rcと同様に、この戦闘機は一般的なTIE/LNスターファイターの設計コンセプトに基づく長距離戦闘機だった。
特徴
TIEヴァンガードには、TIE/rc以上に他のTIEシリーズの宇宙戦闘機と異なる物理的特徴があった。ヴァンガードのセンサー・アレイには数本の大型アンテナが取り付けられており、球形コクピットからも通信装備が延びていたのだ。また、クワダニウム合金製のソーラー・イオン化パネルの上部区画は、背面スキャナの妨げとならないように小型化され、外側に曲げられていた。
武器はTIE/rcと同様にレーザー・キャノン1基のみであり、球形コクピットの顎部に装備されていた。しかし先代機とは異なり、ヴァンガードは制限付きながらもシールドによって守られていたため、収集した情報やその他のデータをより強固に守ることができたのである。
歴史
TIEヴァンガードは偵察および情報収集任務を行うために開発された戦闘機であり、全面衝突の前に敵の戦艦や艦隊の動向に関する情報を入手するため、帝国軍によって展開されることが多かった。この機種はヤヴィンの戦い前後に帝国宇宙軍で使用されていた。