ジャックス
| ||||||||||||||||||||||||||
|
ジャックスは、ヴェネター級スター・デストロイヤー<エンデュランス>に搭乗していたクローン・ユース・ブリゲードのメンバーである。
目次 |
経歴
クローン訓練生たちが<エンデュランス>で戦闘法に関するブリーフィングを受けた後、ラッキーという偽名で素性を隠して潜り込んでいたボバ・フェットが他の訓練生たちにからかわれていた。このときジャックスは彼に助太刀を申し出るが、フェットは自分で切り抜けると言ってそれを断る。ジャックスは了解し、みんな仲間だと主張するのだった。そして時が経過し、ジャックスはボバの友人となったが、フェットは自分がメイス・ウィンドゥの殺害を計画していることを秘密にしていた。ウィンドゥはフェットの父親、悪名高き賞金稼ぎだったジャンゴ・フェットを、1年半前にクローン大戦の最初の戦いであるジオノーシスの戦いで殺害した仇敵だったのだ。
その後、フェットによって<エンデュランス>の船体が破壊されたとき、ジャックスは訓練生たちの船からの脱出を手伝った。だが、フェットが密かに脱出ポッドを破損させていたため、彼らは合流地点にたどり着くことができなかった。彼らのポッドはフェットの賞金稼ぎ仲間、ボスクとオーラ・シングによって拿捕されてしまう。そしてシングはクローンたちにボバの素性を明かしたのだった。ジャックスと他のクローンたちがボバの裏切りを責めると、ボバはそれについて謝罪する。オーラ・シングは彼に訓練生たちを見捨てろと命令するが、ボバは自分の復讐の対象はジェダイとウィンドゥであって、彼らは関係ないと抗議する。だがシングは冷酷に、命令に従えと言い放つのだった。ボバはしぶしぶ従い、ジャックスと他のクローンたちが乗ったポッドを虚無の空間に置き去りにしたのである。
見捨てられてから数分後、彼らはジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーによって救出された。スカイウォーカーは子供たちを自分の船に乗せる。このときジャックスは、ボバの中に善の心があるはずだと信じていたのだった。
人物と特徴
ジャックスはクローン・ユース・ブリゲードのクローン訓練生たちにおける無名のリーダーを買って出た。彼は親切で人を信じやすい性格であり、仲間のクローン訓練生たちラッキー、すなわちボバ・フェットに嫌がらせをすると、いつも彼の味方をしていたのだった。後にフェットが彼らを裏切ったことが発覚したときでさえも、ジャックスは彼がまだ仲間であり、やがて自分の間違いに気づくはずだと信じていたのである。