タータン級パトロール・クルーザー
（タータン級コルヴェットから転送）
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タータン級パトロール・クルーザー、別名タータン級コルヴェットは、新秩序の初期にかけてダモリアン・マニュファクチュアリング社によって開発された、帝国軍の対宇宙戦闘機用戦艦である。
特徴
タータン級パトロール・クルーザーは12基の高速照準式レーザー・キャノン砲塔を搭載した小型かつ敏捷な宇宙船である。そのため、この船は宇宙戦闘機を追跡し、その最も弱い箇所に狙いを定めることができた。また、タータン級は多用途エネルギー配給網によってすべての拠点防衛用兵器にエネルギーが充填されるため、船全体にわたって利用可能な火力を増大させることが可能である。しかし、この再配分システムは偏向シールドのエネルギーを犠牲にすることで成り立っていた。
歴史
銀河共和国から銀河帝国への変遷の間の不安定な時期に発生した海賊行為や治安妨害活動の増加によって、ダモリアン・マニュファクチュアリング社は小型かつ高速な標的にも対処可能な戦艦を開発するという使命に苦しめられていた。初期の実戦テストは冴えない結果に終わり、複数の高速に動く標的を一度に捉えることのできる、より高性能な、そして高価な照準システムが求められたのだ。やがてその最終結果がタータン級パトロール・クルーザーとして開花することになった。
著名なタータン級クルーザーとしては、＜アテンティヴ＞、＜ダイアデム＞、＜インペカブル＞、＜スカーミッシャー＞、＜ヴィンディクティヴ＞などが知られている。
