ダイアモンド級クルーザー
(ダイアモンド級から転送)
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ダイアモンド級クルーザーは、コマース・ギルドによってクローン大戦前から使用されていた輸送用クルーザーである。
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特徴
半円形のダイアモンド級クルーザーは、3基の亜光速ドライブを搭載しており、クローン大戦の序盤では分離主義勢力の艦隊の一部を担っていた。
企業同盟によって開発されたこのクルーザーは、OG-9ホーミング・スパイダー・ドロイドやDSD1ドワーフ・スパイダー・ドロイドを素早く戦場に展開させるための母船としての役割も果たしていた。ダイアモンド級クルーザーは何千体ものスパイダー・ウォーカーを戦場へ投入する能力を有しており、コマース・ギルドにとって極めて価値ある兵器だったのだ。また、武装は多数のレーザー・キャノンだけだが、貨物を搭載して離陸する際にはクルーザーに搭載されたドロイドたちが援護射撃を行うことによって防御を補っていた。
歴史
ジオノーシスでクローン大戦が勃発した際、コマース・ギルドは40隻以上の輸送船を保有しており、戦闘用兵器やギルドの要人を正式に発足した独立星系連合へと輸送していた。そして、共和国のクローン軍が分離主義勢力の本拠地を襲撃すると、コマース・ギルドのパイロットたちは迅速に離陸の準備を開始し、可能な限り多くの物資を運び出したのである。当初、ジオノーシスには41隻のダイアモンド級クルーザーが停泊していたが、そのうち36隻が惑星を脱出し、再び戦争への参加を果たすことができたのだった。
ドゥークー伯爵に味方したダーク・ジェダイ、セヴランス・タンは、デシメーターの獲得やサラピンへの攻撃における共和国への反抗の際に、移動手段として主にダイアモンド級クルーザーを使用していた。
また、コマース・ギルドのシュ・マーイ会頭も改良型ダイアモンド級クルーザーを自身の旗艦として所有しており、カステル、フェルーシア、ウータパウ、ムスタファーなどにある分離主義勢力の拠点間を移動する際に使用していた。また、第1次タイスの戦いでも、数隻のダイアモンド級クルーザーが使用された。