ドードニック・シャーペルズ
(ドードニックから転送)
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ドードニック・シャーペルズは、4本の腕の種族ジルサリアンの荒っぽい脂ぎった男である。彼は惑星タインズ・ホーキーでバーテンダー兼シェフとして働いていた。惑星オジョムの出身だったドードニックは、ヤヴィンの戦いのおよそ19年前に故郷を離れ、旧友デクスター・ジェッスターと共にタインズ・ホーキーでバーテンダーの仕事を見つけた。そしてヤヴィンの戦いの15年前までに、彼はこの惑星と同じ名前の鉱山の町でドードニック・カフェを開業し、キッチンで働きながら、地元の犯罪王クレブ・ゼロックなどの顧客を楽しませていたのである。またその年に、ドードニックはドロイドのC-3POとR2-D2をウエイターとして雇ったが、彼はこの2体の無能さに怒り狂い、1日で解雇したのだった。
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経歴
ドードニック・シャーペルズは、惑星オジョム出身の4本腕の種族ジルサリアンの1人である。彼は同郷のバシリスク、デクスター・ジェッスターの友人だった。ヤヴィンの戦いのおよそ19年前、2人は故郷を離れ、銀河の開拓地に位置する採鉱惑星タインズ・ホーキーでバーテンダーの仕事を見つけた。ドードニックとジェッスターは一緒に働きながら、フォトン・フィズル、ギヴァ・ジャンボ、サーキット・サイダーなどの飲み物を作っていたのである。
ヤヴィンの戦いの15年前までに、ドードニックは惑星と同じ名前のタインズ・ホーキーと呼ばれる無法な鉱山植民地でドードニック・カフェを開業し、食事や飲み物を提供していた。同時に、惑星の暗黒街を取り仕切る犯罪王クレブ・ゼロックもこのカフェに一部出資をしており、彼はこの店を活動拠点の1つとして利用していたのである。ドードニックはキッチンでシェフとして働き、ヤヴィンの戦いの15年前には、インターギャラクティック・ドロイド・エージェンシーの紹介でプロトコル・ドロイドのC-3POとアストロメク・ドロイドのR2-D2をウエイターとして雇ったのだった。
ある日の朝、ドロイドたちが初めてカフェに到着すると、ドードニックは2体をさっそく働かせた。だが、ドロイドたちは何度もオーダーを間違え、相互に繰り返し失敗を犯してしまう。彼らがこれまでに見た中で最低のウエイターであることに気付いたドードニックは、苛立ちを爆発させたのだった。そして夕方には、C-3POがドードニックの顔面に粉を吹きかけてしまい、怒り狂ったシェフは彼にゼロックの注文を取りに行かせた。すると犯罪王の部下ヨルポ・モグがR2-D2に躓き、ゼロックの料理を台無しにしてしまう。ヨルポはアストロメク・ドロイドを店内で投げ飛ばし、R2-D2はC-3POとドードニックに激突したのだった。激怒したシェフは即座に2体を解雇し、彼らを店の外に放り出すると、二度と戻ってくるなと告げたのである。
人物と特徴
オレンジ色の肌、黒い目、4本の逞しい腕を持つジルサリアンのドードニック・シャーペルズは、短気で脂ぎったシェフである。彼は料理の際に4本の腕すべてを使い、すなわち同時に4つの異なる作業をこなすことができた。そのため、彼はキッチンでの無能な振る舞いを認めず、失敗した部下には即座に雷を落としていた。新しく雇ったプロトコル・ドロイドとアストロメク・ドロイドをその無能さから解雇する直前に、ドードニックはC-3POを溶解処分にすると言って脅している。一方で、彼もカフェの共同オーナーであるクレブ・ゼロックには最高のサービスを心掛けていた。しかし、彼は店の清潔さにはそれほど気を払っていなかった。
熟練のバーテンダーであるドードニックは、デクスター・ジェッスターが最高のカクテルだと考えるフォトン・フィズルを得意としていた。サーキット・サイダーも彼の代表的な飲み物である。また、ドードニックはいつもボールにギヴァ・ジャンボを用意していたが、ジェッスターにはそれが理解できなかった。しかし、ジェッスターが彼を優れた友人だと考えていたことは紛れもない事実である。