IPV-1星系パトロール艇
(帝国軍パトロール船から転送)
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IPV-1星系パトロール艇、または帝国軍パトロール船、IPVコルヴェットは、惑星近郊における密輸の取り締まりや海賊からの防衛のために使用されていた、標準的な星系保安および税関船である。この船は共和国シーナー・システムズ社によって製造されていた。
特徴
戦艦の不足から星系のパトロール任務に回された艦船が多くあるなか、IPV-1星系パトロール艇は100メートルから250メートルの間で設計された数多くの大型艦船の1つである。この船の主な任務は密輸の取り締まりだが、海賊や反乱同盟軍、敵対するエイリアンから星系を第一線で防衛するという任務も与えられていた。
この大きさで造られた船の多くは速度と火力に重点を置いて設計あるいは改造がなされている。ハイパースペースへジャンプする前の戦闘に特化して設計されたこのパトロール艇も速度と操縦の容易さを最大限に発揮し、敵機をハイパースペースに逃げ込まれる前に捕らえることができた。通常、星系パトロール艇には星系内で使用する強力な亜光速エンジンの他に、ハイパードライブも装備されていた。
この船の乗員たちは星系の境界をパトロールする際に船内で長い時間を過ごすことが多いが、盗品や密輸品をもって星系から脱出しようとする船にも素早く反応しなければならなかった。このような兵士には外だけでなく、星系内を定期的に監視する任務も与えられていたのだった。
また、反乱同盟軍も商業星系を通じてIPV-1を購入していたことが知られている。