電子プロトン爆弾
(エレクトロ・プロトン爆弾から転送)
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電子プロトン爆弾は、クローン大戦中に銀河共和国によって開発された破壊的なイオン兵器である。
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特徴
この巨大弾頭は銀河共和国で最高の科学者たちによって開発されたものであり、大規模な破壊をもたらす強力な爆発を生み出すが、その主たる効果はドロイドに対してのものだった。このミサイルは爆撃機によって戦場に運ばれ、投下されるとまず初めに巨大な爆発を引き起こす。そして落下地点から強烈な光を発するエネルギー波が噴出されるのだ。このエネルギーはそれを浴びたあらゆるドロイドを麻痺させ、破壊させる力を持っている。また、乗り物や装備品も電磁パルスの影響を受けてしまう。
歴史
独立星系連合が惑星マラステアの備蓄燃料を確保するために大規模なドロイド軍による侵略を開始すると、パルパティーン最高議長はこの惑星での電子プロトン爆弾の使用を認可した。開発者のシオンヴァー・ボル博士はその場にいた人々に、この兵器はドロイドにのみ効果があるため、使用したことによるクローン・トルーパーや他の生命体への影響はないと保証する。原住種族のダグたちも強大なドロイド軍を打倒するためにこの決定を了承したのだった。そして爆撃は成功し、分離主義勢力の脅威は消えうせた。しかしその後、ダグの指導者ナカ・ウラスは、この爆弾がマラステアの生態系の微妙なバランスに何か影響を与えた可能性を恐れていた。そして予感は的中し、惑星の地下で長い眠りについていた最後のジロ・ビーストが目覚めたのである。この巨大な怪物は脅威となるものすべてを破壊しはじめたのだった。