クローンSCUBAトルーパー
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クローンSCUBAトルーパー、別名クローン・サブトルーパーは、共和国グランド・アーミーの兵士としてカミーノで育成されたエリート水中強襲型クローン・トルーパーである。
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概要
共和国のクローン・トルーパーたちは遺伝子的にまったく同じ身体構造をしていたが、2、3のエリート部隊には特殊な環境での戦闘に備えた専門的訓練が与えられ、こうした戦闘技術は特殊な地形での利用を想定した改良型装備によって支えられていた。
独立星系連合がマンタ・ドロイド・サブファイターや他の水中用マシンで武装し、さらにクオレンやイシ・ティブなどの水棲種族と同盟を結んだことから、共和国は水中戦用兵士とそのための戦闘兵器の拡充を迫られた。これらの水中戦用兵士たちには水中に生息する種族との戦いを効率的に行うための最新装備が支給され、厳しい敵対環境での戦闘を優位に進め、むしろ楽しむことさえできたのである。
装備
クローンSCUBAトルーパーの装甲服は、一般のトルーパーが着用しているプラストイド合金製の装甲服よりも軽量にできていた。ヘルメットには深海の暗闇に侵入し、水中の敵を的確に捉えることを可能にするレンズとセンサーが内蔵されていた。また、呼吸装置に組み込まれた小型ガス洗浄機は水中から酸素を取り出すこともでき、酸素タンクの消費を抑えることに役立っていた。そして、クローンSCUBAトルーパーは水中推進パックを装備しており、さらに脛当てに組み込まれたジェット推進装置によって、水中でも極めて高い機動性を実現できたのだ。
また、クローンSCUBAトルーパーは、水中でのブラスター・ボルトの拡散を遅らせるため、改良型コリメーター・バレル・アレイを装備した特殊なDC-15ブラスター・ライフルを携帯していた。さらに、彼らの通常装備には衝撃波が伝わりやすい水中の利点を活かした爆弾兵器も含まれていた。
歴史
クローン大戦
第1次モン・カラマリの戦い
水中強襲型トルーパーの最初の活躍の場として知られる任務は、海洋惑星モン・カラマリの水面直下での戦いである。ジェダイ将軍キット・フィストーがクローンSCUBAトルーパー中隊を率いてクオレン分離連盟と分離主義勢力との混成部隊と戦ったのだった。
SCUBAトルーパーはクオレンの砲塔による守りによって多くの損失を受けたが、サブ=キャリアーの奇襲に成功し、ミニ=サブ・ファイターの発進を阻止したことで、戦いを優位に進めることができたのだった。
第2次モン・カラマリの戦い
その後、SCUBAトルーパーたちは再び水の惑星モン・カラマリの海中に展開され、この惑星をリフ・タムソンとノーソア・ライ率いるドロイド軍の攻撃から防衛することになる。このとき彼らはクローン・コマンダー・モンクに率いられ、フェーズII・アーマーを装着していた。この戦いでも多くのトルーパーが死亡したが、モンクと他の一部のトルーパーは生き残り、共和国は勝利を収めることができたのである。