シルガル
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解説
モン・カラマリの代表として新共和国に派遣された女性大使シルガルは、強いフォース感知能力を見出され、新しい役割を担うことになった。彼女はルーク・スカイウォーカーのジェダイ・アカデミーに加わり、ジェダイの治癒者として大成した。また、彼女は叔父であるアクバー提督との関係や、モン・カラマリの人々への熱心な奉仕によって、政治の世界にも進出するようになり、やがてはカラマリを代表する新共和国元老院議員にも選ばれたのだった。
多種族同盟がその力を台頭させたとき、シルガルは新共和国政府に対して、彼らが何をしようとしているのかを見極めるため、ライロスに特使を送るべきだと提案した。これはスカイウォーカーの下で修行する若きジェダイ候補生たち数名の証言に基づいてなされた提案であり、事実、彼らは意に反して多種族同盟に拘束されていたのである。
その後、ユージャン・ヴォングによる既知銀河系への侵略が開始されると、シルガルはヤヴィン4のジェダイ・プラキシウムに戻り、チャドラ=ファンの少女、テクリを弟子に取った。このときシルガルは、新共和国にこのエイリアンたちを食い止める力がないことを悟っており、この事実が遠方からの侵略行為の恐怖と組み合わさることで、銀河系全域に大きな疲労と病を蔓延させていることに気づいたのだった。
デュロの戦いの直後に、シルガルは妊娠状態にあったマラ・ジェイド・スカイウォーカーから助けを求められた。そして、ボースク・フェイリャがルーク・スカイウォーカーの逮捕を命じると、彼女はスカイウォーカー夫妻と共にブースター・テリックの<エラント・ヴェンチャー>へと逃亡した。そこでシルガルは、マラがユージャン・ヴォングから受けた不治の病を食い止めるために使用したヴァーゲアの合成涙が、彼女の体内で別の毒素を堆積させていることを発見した。マラの持つすべての免疫力はそのまま胎内の子供の保護にも役立ってくれたが、その結果生じた薬物中毒症候群は子供の生命を脅かすことになった。シルガルとルークは強大なフォースをあわせてマラの命を守り、最終的にはルークの必死の行動が彼女と赤ん坊の命を救ったのだった。