ジャビム
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Jabiim | |||
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位置: | アウター・リム、ジャビム星系 | 重力: | 不明 |
太陽: | 1 | 地形: | 砂漠、海洋、川、湿地 |
衛星: | 不明 | 大気: | タイプI(通常の大気) |
コアからの距離: | 不明 | 湿度: | 不明 |
自転周期: | 不明 | 海洋比率: | 不明 |
公転周期: | 不明 | 居住種族: | 人間 |
種別: | 地殻惑星 | 人口: | 100,000,000人 |
直径: | 10,700キロメートル | 主な輸出品: | 不明 |
気候: | 温暖 | 主な輸入品: | 不明 |
解説
ジャビムは手遅れとなるまで共和国に無視され続けてきた惑星である。この惑星はおよそ3,000年にわたって銀河共和国の一部であり、コルサントにしかるべき税を納めていたが、それでも災難に襲われた際に共和国から保護してもらったことは一度としてないのだ。ブレインロットの疫が猛威を振るったときも、多くの市民が犠牲となった。多弁なトランドーシャンの強盗団が侵略してきたときも、何も対策がなされぬまま彼らの土地が奪われている。さらには、リシアンの海賊団が彼らの小規模な集落を包囲したこともあった。これらに共通して言えることは、あらゆる事件や災害で、常にジャビマイトたちは自衛を強いられていたということである。
こうした背景もあり、ジャビム評議会の多数派政府がクローン大戦において独立星系連合側の支持に回ったことも当然の結果だった。政府内には異を唱える保守派議員もいたが、カリスマ的なアルト・ストレイタスがジャビマイトによる共和国脱退運動の人気指導者として選出される。彼は共和国の背信に関する過去の記録を引用し、民衆の支持を煽り立てた。彼は共和国に対して反旗を翻すことを要求したのである。
事態を重く見た共和国はオルデラン外交団を派遣して交渉に当たらせるが、それも敢え無く拒否される。ジャビムは既に戦争の準備を進めていた。共和国も近隣のハンドゥイーンに軍を配置し、攻撃準備を開始する。この作戦にはオビ=ワン・ケノービ将軍が前線司令官に任命されていた。ジャビムは高価な鉱物資源が豊富に埋蔵された惑星であり、共和国としても分離主義勢力の手に渡すわけにはいかなかったのだ。
ジャビムは絶えず雨の降り続けている惑星であり、降水のない日数は1標準年で5日以下である。そのため地表はぬかるみ、雨の重さで絶えず形を変えている。ジャビムでの戦闘は困難を極め、兵士たちは敵だけでなく、厳しい環境との戦いまでも強いられることになる。同様に上空も大気中に静電気が蓄積されて不安定な状態になっているため、共和国グランド・アーミーは航空支援を期待することができない。代替策として、地上部隊はAT-XT、AT-TE、AT-ATなどの歩行兵器に頼ることになる。
一方で、この雨や泥にまみれて生活していたジャビマイトたちは、極めて効率よく戦うことができた。ニンバスと呼ばれるアルト・ストレイタスのエリート衛兵部隊は特殊なリパルサーリフト・スケートを使用し、シロップのような泥の上を素早く滑走することができるのだ。これらはその後の戦闘でもかなり効果的な武器となる。さらにジャビマイトは独立星系連合から装甲服や戦闘用ドロイドを供給され、戦闘開始からわずか2週間で共和国側のシェルター基地を壊滅させたのだった。一時はケノービ将軍もこの攻撃で戦死したと報じられ、彼の弟子であるアナキン・スカイウォーカーが同じように師を失った「孤児の」パダワンたちを率いて、ジャビマイトに対する攻撃を行う場面もあった。
最終的にストレイタスは敗北したが、彼の炎のような演説がホロネットに漏洩し、連合側は彼の言葉を多くの惑星に伝えることができた。これによってますます多くの惑星が分離主義勢力に加わり、共和国に対する反乱を開始したのである。