スティーラ・ガーレラ
(スティーラから転送)
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スティーラ・ガーレラは、オンダロンで暮らしていた人間女性である。彼女はソー・ガーレラの妹であり、クローン大戦中に独立星系連合のドロイド軍と戦った反乱グループのリーダーだった。
経歴
ヤヴィンの戦いのおよそ20年前のクローン大戦中、独立星系連合がオンダロンを征服した。スティーラ・ガーレラは反逆者の1人となってオンダロンのジャングルへ逃亡し、腐敗した王を倒すための助力を求めてジェダイと接触したのである。その後アナキン・スカイウォーカーの提案によって、反乱軍に戦闘テクニックを訓練するため、彼自身とアソーカ・タノ、オビ=ワン・ケノービ、そしてクローン・キャプテン・レックスからなるジェダイのトレーニング・チームがオンダロンに派遣されたのだった。
ジェダイと遭遇したスティーラはアソーカと知り合うことになった。アソーカは、反乱軍の副リーダーの1人であり、スティーラが密かに片思いを抱くラックス・ボンテリと旧知の関係にあったのだ。その結果、スティーラはアソーカとラックスの親密さに嫉妬し、辛うじてそれを隠している状態だった。一方のアソーカも、スティーラのラックスへの誘惑を苦々しく見ていたのである。そして訓練の間、スティーラは自身が才能ある射撃手であることを示したのだった。
ジェダイとレジスタンス戦士たちはドロイドへの攻撃準備に着手し、首都イジズの中に乗り込む計画を立てた。そこで彼らはハンターに変装し、ゲートを通過するためのセキュリティ・チェックを潜り抜ける。そして都市の中で、スティーラと反乱軍グループは方々に散らばり、夕方に再び合流したのだった。スティーラのグループは夜間にジェダイや兄たちと落ち合い、王を打倒する計画について話し合うため、イジズの反乱軍の隠れ家で現在の状況を分析した。勝利のために、スティーラと反乱軍は分離主義勢力の戦車を奪い取り、それを使って発電所を破壊することで停電を引き起こそうと計画する。スティーラは救難信号を出される前に素早くドロイドのリーダーを破壊することができた。そしてソーが戦車でパワー・ジェネレーターを砲撃する間に、スティーラはスナイパー・ライフルで衛兵のドロイドを1体ずつ抹殺し、他の反乱兵も残りのドロイドたちを倒すことで、ソーに発電所を破壊するための十分な時間を与えたのだった。その後、隠れ家で開かれた祝勝会で、スティーラはレジスタンス・グループの新しいリーダーに選ばれたのである。
ドゥークー伯爵がサンジェイ・ラッシュ王を支援するため、さらなる分離主義勢力の援軍を展開しはじめたが、スティーラは小規模な反乱グループを率いてすべてのドロイドと戦車を破壊した。そして任務を終えた後、彼女は屋根の上に立ち、イジズの人々に希望を失わずラッシュ王に反抗するよう呼びかけたのである。だがそれと引き換えに、彼女の正体もラッシュと分離主義者たちに特定されてしまった。反乱軍を隠れ家から誘い出すため、ラッシュは前王ラムシス・デンダップの公開処刑を宣言する。スティーラは処刑当日まで彼の救出を待つと決断するが、兄は前王を救い出すため単身で王宮へと向かってしまった。だが彼は失敗し、捕虜となってカラーニ将軍による拷問を受けることになる。ドーノが彼の逮捕を目撃していたが、スティーラは兄の救出を否定し、翌日行われる予定のデンダップの処刑を阻止することにすべてを集中させると告げたのだった。そして翌日、小隊を率いたスティーラは王の救出に成功したかに思えたが、彼らはそれを予期していた敵に圧倒され、バトル・ドロイドたちに包囲されてしまう。しかし、ソーが分離主義勢力の非道についてタンディン将軍を説得することに成功しており、王宮の衛兵たち全員を率いたタンディンが一斉にラッシュを裏切った。彼はあわや処刑されるところだったスティーラと反乱兵たちを解放したのである。
王を救出した反乱軍はドロイドから隠れるため高原に基地を設置した。しかし、HMPガンシップを手に入れたカラーニがデンダップ王を抹殺するため、激しい攻撃を開始する。だが、反乱軍はシーナー社製ロケット・ランチャーを持ってタイミングよく現れた海賊ホンドー・オナカーによって救われた。アナキン・スカイウォーカーが反乱軍を支援するため、ホンドーに武器を届けるよう依頼していたのである。ロケット・ランチャーを持った反乱軍はドロイド軍に対して優勢に立った。最後のガンシップもスティーラの兄ソーによって撃墜される。だが不運にも、このガンシップはスティーラの近くに墜落し、彼女を断崖絶壁へと追い詰めてしまった。スティーラは必死に崖を掴み、ラックス・ボンテリが彼女を助けようとするが、自らも落下しかけてしまう。アソーカ・タノがフォースを使って彼を安全に引き上げ、続いてスティーラを持ち上げるが、このとき大破しかけていたガンシップの残骸が後ろから彼女の肩を狙撃した。このショックでタノはスティーラを離してしまい、転落した彼女は崖底で息絶えてしまう。その後、イジズで彼女の葬儀が執り行われたのだった。