ブレーン・ワーム
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ブレーン・ワームは、ジオノーシスに原住する、心を操る能力を持ったイモ虫のような寄生虫である。クローン大戦中、ジオノーシアンのカリーナ女王はジオノーシアンの手下たちを操るためにこの黄色い卵から孵化する生物を使用していた。ブレーン・ワームは鼻から寄生主の体内に侵入し、死んだジオノーシアンを操ることができるのだ。
この虫の弱点は超低温である。
歴史
第2次ジオノーシスの戦いの間に行方不明となったジェダイ・マスター・ルミナーラ・アンドゥリィを捜索するため、銀河共和国はアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービによって率いられた捜索隊を派遣した。だが、ルミナーラを捕らえていたジオノーシアンの女王カリーナ・ザ・グレートは、死亡した手下たちにこの虫を使用し、共和国の捜索隊に果てしない追跡を行わせたのだった。カリーナはブレーン・ワームを使ってジェダイを操ろうとしたが、彼らは何者も侵入させず、計画は失敗に終わったのである。
戦いの後、生き残った1匹のワームが孵化し、プロゲート寺院の外で休んでいたクローン・トルーパーの1人に忍び寄った。そして、一団がオード・セスタス医療ステーションに向かう医療フリゲートに乗り込むと、寄生されたクローンはバックパックでさらにたくさんの卵を持ち込み、船内のクローンに次々とブレーン・ワームを寄生させた。彼らは船を支配し、他のメンバーたちを襲い、ついにはバリス・オフィーへと迫る。だが、アソーカ・タノが船内の冷却システムを切り裂き、虫たちを弱らせることに成功した。その後、アソーカはワームによって正気を失ったバリスと対決するが、ようやく船内の冷気がバリスの体内にいるブレーン・ワームに達し、アソーカはそれが這い出てきたところを切断する。こうしてバリスと、トラップおよびパイロットたちを除く船内のクローン・トルーパー全員が救われたが、トラップはバリスによって自己防衛のために殺され、パイロットたちは感染したクローン・トルーパー、オックスとエッジによって殺されたのだった。
後にアナキン・スカイウォーカーは、第2次ジオノーシスの戦い前にジオノージアンたちがこの惑星を奪回できたのは、彼らがこの寄生虫を利用したからだと推測している。