J-1半自動型プロトン・キャノン
(プロトン・キャノンから転送)
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J-1半自動型プロトン・キャノンは、クローン大戦中に独立星系連合が使用した長距離型移動砲塔ユニットである。
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特徴
プロトン・キャノンの操作は搭乗したB1バトル・ドロイドによって行われる。この砲塔は自動リロード装置を装備していないため、砲撃の前には少なくとも2体のバトル・ドロイドが手動で弾頭の充填を行う必要があった。この弾頭の威力は非常に大きく、一撃でアクラメーターI級アサルト・シップに甚大なダメージを与え、LAAT/iに至っては破壊することも可能だった。
この砲塔はプロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤーに搭載されているフラック・ガンに似ているが、その最大の違いは4本の脚で自走できることである。その点では高性能型ドワーフ・スパイダー・ドロイドに似ているが、プロトン・キャノンの転回速度は非常に遅くなっている。
歴史
この砲塔ユニットはヤヴィンの戦いの21年前にライロスの戦いで使用され、銀河共和国の侵略軍に対して砲撃を行った。3基のプロトン・キャノンによる攻撃で、共和国グランド・アーミーのアクラメーターI級アサルト・シップの1隻がわずか数秒のうちに撃墜されてしまったのである。
ドロイド軍はトゥイレックの人質たちを生きた盾として利用していたため、共和国は直接攻撃を行うことができず、船団に大打撃を受けたメイス・ウィンドゥ将軍は撤退を余儀なくされた。だが、地上ではオビ=ワン・ケノービがワクサーとボイルの助けを得てキャノンの1基を奪い取り、他のキャノンの破壊に成功する。しかし、そのキャノンも戦術ドロイドTX-20の戦車によって破壊されてしまった。その後、トゥイレックたちが反撃を開始し、TX-20を破壊してドロイド軍を壊滅させたのである。
その後、プロトン・キャノンは第2次ジオノーシスの戦いでも使用され、共和国の多数のLAAT/iやLAAT/cを破壊したのだった。