ロンバ
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ロンバは、森林衛星エンドアのブライト・ツリー・ビレッジで暮らしていたイーウォックの偵察員である。帝国軍による侵略から村を守るため、ロンバは罠を仕掛け、この戦いで最初に帝国の軍隊と交戦したイーウォックの1人となった。ロンバと他のイーウォックたちの努力はブライト・ツリー・ビレッジを救っただけでなく、反乱同盟軍が銀河内乱の潮流を変える手助けになったのである。
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経歴
イーウォックの伝説によると、「ロンバ」はゴラックスをからかい、自分の足を食べさせたハンターの名前である。同様に、この伝説の戦士と同じ名を持ったイーウォック、ロンバは献身的な偵察員だった。彼の仲間の偵察員ウータは、エンドアで帝国軍の侵略者を発見したとき、外界人たちと戦うための武器を作る際に使える倒れた木を探した。彼はロンバに連絡を取り、帝国軍のウォーカーに対抗するための木製の罠の構築を監督させたのである。だが、このときボアウルフを捕えるために設置していた別のタイプの罠に、3人の反乱同盟軍のメンバーと2体のドロイドが掛かった。ロンバと狩猟部隊の仲間たちが槍を構えて臨戦態勢で反乱軍に近づくと、突如としてC-3POが姿を現し、彼らはこの黄金色に輝くプロトコル・ドロイドに崇拝の祈りをささげた。かつてデュロック=イーウォック協定が失敗したときのドロイドとの苦々しい経験があったため、ロンバとラビンはこのドロイドを丁重に扱わなければならないと話し合った。そしてイーウォックたちがドロイドと反乱軍をブライト・ツリー・ビレッジに連れ帰った後、C-3POとウィケット・ウォリックは部族に対し、彼らの共通の敵である帝国との戦いで反乱軍を支援するよう説得したのだった。
その翌日、ロンバは帝国軍のストームトルーパーに奇襲攻撃を行った最初のイーウォックのグループの1人となった。そして戦いの後半になると、彼と他のイーウォックたちはボーラを使ってストームトルーパーを翻弄する。その後、ロンバは帝国軍のAT-STに対して投石を発射する準備を進めたのだった。だが、ウォーカーは圧倒的な火力で応戦し、ロンバたちは逃走を余儀なくされる。彼ともう1人のイーウォック、ナンタが逃げ出すと、彼らの近くにレーザー砲火が命中し、2人はその場で倒れ込んだ。ロンバはすぐに回復し、ナンタを起こして再び逃げようとするが、友人は決して動かなかった。ナンタの死体の脇にひざまずいたロンバは、仲間の死をしばし嘆いたのである。
戦闘が最高潮を迎えていたとき、反乱軍のチューバッカと2人のイーウォック、ウィドル・ウォリックとワンカがAT-STを奪い、帝国軍への攻撃に使ったことで、戦いの流れが変わりはじめた。弓と矢で攻撃していたロンバと他の戦士たちは、ウォーカーが味方となって戦っている光景を目にしたことで、戦いの手を止め、戦場で歓声を上げる。そして第2デス・スターが破壊され、戦いが同盟軍の勝利に終わると、イーウォックと反乱軍はブライト・ツリー・ビレッジで盛大な祝勝会を催したのだった。
人物と特徴
同じ名前をもつ伝説のハンターと同様に、ロンバは献身的なイーウォックの偵察員だった。彼は罠を仕掛ける才能に恵まれていたため、帝国軍の侵略者と戦うための木製の罠の設置を監督した。また、ロンバはボーラや弓矢など、多種にわたるイーウォックの武器の扱いにも長けており、帝国軍のストームトルーパーに対する最初の奇襲を行ったイーウォックたちの1人となった。だが戦いの最中、友人のナンタがレーザー砲火によって殺害されてしまい、彼はその死を嘆いたのだった。