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ラムダ級T-4aシャトル

ラムダ級シャトルから転送)

Lambda Shuttle.jpg
Lambda-class shuttle
製造に関する情報
製造元
製品

シグナス/シーナー・シャトル・ファミリー

型式

ラムダ級T-4aシャトル

級種

武装型政府輸送用シャトル

価格

約240,000クレジット

技術設計に関する情報
全長

20 m

最大加速度

1,400 G

MGLT

50 MGLT

最高速度(大気中)

850 km/h

エンジン

SFS-204イオン・エンジン 2基 または SFS Z-Rk5イオン・エンジン 2基

ハイパードライブ能率
  • クラス1.0
  • 予備:クラス10
ハイパードライブ

SFS社製S/ig-37ハイパードライブ

シールド

多重型シールド発生装置(能率:100 SBD

装甲

強化型デュラスチールカーボン樹脂装甲(能率:66 RU

航法システム

航法コンピューター装備

武装

標準仕様:

特別軍事仕様:

  • テイム&バック社製KX5レーザー・キャノン 8基(前方)、2基(後方)
脱出ポッド

分離型コクピット(脱出ポッドとして利用可)

操縦要員
最小乗員

1名

乗客定員

標準仕様:

  • 10~20名

特別仕様:

  • 8名(特別室)
積載重量

80 t(乗員がいないとき)

貨物処理システム

個人用トラクター・ビーム(救助艇として使用時に装備)

航続期間

2ヶ月間

通信装備

ホロネットトランシーバー(帝国用VIPモデルの一部)

使用に関する情報
役割
  • 個人用シャトル
  • 兵員輸送艇
  • 防衛部隊
  • 脱出船
竣航

19 BBY

年代
所属
[非表示]

ラムダ級T-4aシャトルは、帝国軍全体で兵員や高官の輸送に多用されていた標準的な多目的軽宇宙船である。

目次

特徴

後方から見たラムダ級シャトル

インペリアル・シャトルとも呼ばれるラムダ級シャトルは、帝国艦隊で使われていた貨物および人員輸送用小型シャトルである。このシャトルは1枚の固定式上翼と2枚の開閉式下翼をもっており、飛行時には下翼を展開することによって優雅なY字型を現すようになる。一方で、それぞれの下翼には閉じたときに姿を現す格納式着床脚が装備されており、離陸時または着陸時には機体前面から伸縮型ランプが伸びるようにもなっている。この3枚の翼は単に外観の美しさを保つためだけではなく、大気圏内を飛行する際の安定性の維持にも大きく役立っているのだ。

ラムダ級シャトルはシーナー・フリート・システムズ社によって初期設計された機種であるが、実際にはシーナー社だけでなくシグナス・スペースワークス社も、軍事用途に適応したより重装備の機体の開発を請け負っていた。かつてはシグナス社も軽武装シャトルの生産を行っていたが、現実的にシーナー社の製品に対抗することができなかったのだ。

ラムダ級シャトルは20人以上の乗員または80トン以上の貨物を輸送することができる。さらに帝国軍で使用されている他の多くのシャトルと違ってハイパードライブも搭載しているため、乗員や積み荷を他の艦隊や星系に輸送することも可能である。また、耐久性に優れた装甲に加え強力なシールドも装備しており、武装面でもシーナー社製のものは5基のツイン・ブラスター・キャノン、シグナス社製の軍用機では10基のレーザー・キャノンを搭載している。

通常、ラムダ級シャトルの操縦に必要とされる乗員は4名であるが、より安全な飛行を行うにはさらに通信装置やエネルギー配給を行う乗員が2名必要となる。緊急時には1人で操縦することも可能だが、その場合は著しく性能が低下してしまう。

また、大型の内部貨物区画を客室に改造されたものが個人的な輸送艇として多くの帝国総督たちに利用されている。このシャトルは重武装であるため宇宙戦闘機などによる護衛を伴わずに長距離飛行することが可能であり、そのため反乱同盟軍の奇襲部隊にとっても貨物を輸送しているだけなのか、あるいは帝国の要人を乗せているのか見極めることが困難だった。

歴史

着陸時の翼を畳んだラムダ級シャトル

パルパティーン皇帝も高度な改良を施したラムダ級シャトルを専用機として使用しており、その機体にはクローキング装置も装備されていたという。その他にもダース・ヴェイダーを始めとする皇帝の側近や軍司令官、高位の顧問などにもこのような重武装型ラムダ級シャトルを使用することが許されていた。また、これらの機体にはホロネット・トランシーバーも装備されており、インペリアル・シティや他の帝国の拠点からの通信を即座に受け取ることができるようにもなっていた。

このようにラムダ級シャトルは防御力、攻撃力ともに優れた機種ではあるが、反乱同盟軍に捕獲された機体が多いことも事実であり、エンドアの戦いで使用された<タイディリアム>もまさにその一例である。

登場エピソード

外部リンク

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