CC-5576-39
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CC-5576-39、通称グレガーは、共和国グランド・アーミーでキャプテンを務めていたクローン・コマンドーである。ヤヴィンの戦いの20年前、彼は銀河共和国部隊が惑星サーリッシュで分離主義勢力に敗れた際に記憶喪失となった。やがてグレガーはアウター・リムの惑星アバファーに漂着し、そこでこのクローンが金を持っていないことを利用しようと考えたサラスタンのボーカスから、彼の食堂の皿洗いとして雇われたのだった。しかし、独立星系連合の暗号解読モジュールを入手した後、共和国へ帰還する手段を探していたミーバー・ガスコン大佐とD分隊が、彼の記憶を取り戻す手助けをし、自分たちを支援する任務を依頼した。クローン・コマンドーはガスコンとD分隊がアバファーを脱出する際に、地元の分離主義勢力採鉱施設で敵部隊の注意を引き付ける役割を務めたのである。
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経歴
グレガーの愛称で知られるユニットCC-5576-39は、惑星カミーノでマンダロリアンの賞金稼ぎジャンゴ・フェットのテンプレートから生まれたクローンの1人である。彼はクローン・コマンドーとしての訓練を受け、キャプテンの階級を獲得した。クローン大戦中、グレガーは共和国グランド・アーミーの第212アタック・バタリオンに配属され、ヤヴィンの戦いの22年前に勃発したジオノーシスの戦いに参加したのだった。
その2年後、アウター・リム包囲作戦の間に、グレガーは惑星サーリッシュの分離主義勢力に対する共和国の攻撃に参加した。この戦いで共和国は大敗を喫し、多数の犠牲者を出すことになる。グレガーも仲間のクローン・トルーパーたちを助け出そうと努力するが、記憶喪失となってしまい、辛うじてシャトルにたどり着いたのだった。だが、彼のシャトルは同じくアウター・リムにあった不毛の惑星アバファーに墜落し、彼はこの惑星の都市ポンズ・オーラで食堂パワー・スライダーズを経営するサラスタンの料理人、ボーカスに救助されたのである。このときコマンドーが無一文だったことはボーカスにとって優位に働いた。彼はグレガーに市内のアパートを貸し与え、彼を食堂の皿洗いとして雇ったのである。
その後、彼は同じようにアバファーに漂着した共和国のD分隊によって発見された。グレガーは彼らを軌道上にある共和国クルーザーへたどり着かせるため、ドロイドたちによるシャトルの強奪を手助けする。彼はこのときの戦闘でミーバー・ガスコン大佐とM5-BZを救うために命を落としたと信じられているが、ガスコンは彼が生き延びていることに願いを託したのだった。
人物と特徴
不毛の惑星アバファーのポンズ・オーラの町でミーバー・ガスコン大佐によって発見されたとき、グレガーは取り乱し、おどおどとした低い声で話していた。彼は、アパートと収入源となる皿洗いの仕事を与えくれたボーカスが、自分に良くしてくれていると考えていたのである。グレガーがクローンとは何かと尋ねると、ボーカスは、彼らは勇敢で有能な兵士たちであり、グレガーとは全く異なる存在だと答えた。だが、D分隊が彼の変わり果てた個性を修復する試みを開始すると、彼は次第に自信を取り戻し、力強く、勇敢で自信に満ちた声で話すようになったのだった。彼はボーカスが自分を奴隷のように扱っていたことに気付き、再び共和国のために戦う誇り高き兵士へと戻ったのである。彼は勇敢にも採鉱施設全体とドロイドの1個大隊を壊滅させるという任務に就き、上官たちに必ず戻ると約束した。また、彼は自分の命よりも他者の命を優先し、D分隊を脱出させるために戦い続けたのだった。
装備
グレガーはデジタル迷彩と黄色のマーキングを施されたカターン級コマンドー・アーマーを着用していた。また、彼はDC-17m交換式武器システムを装備していた。