DC0052スピーダー
(DC0052インターギャラクティック・スピーダーから転送)
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DC0052スピーダー、通称インターギャラクティックは、共和国の晩年にジェダイ・オーダーによって独占的に使用されていた短距離型リパルサークラフトである。このエアスピーダーは他の惑星でも見られたが、特にコルサントで多く使用されており、通常は1名のジェダイ評議員がジェダイ聖堂から惑星の他の場所へ移動する際に利用していた。
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特徴
デイスター・クラフト社によって製造されたDC0052インターギャラクティック・エアスピーダーは、地上から170キロメートルの中高度を飛行し、最高速度は時速800キロメートルにまで到達することができた。また、DC0052は空気抵抗の少ない形状をしていたため、強力な動力装置によって都市上空まで一気に駆け上ることが可能である。一方で、リパルサーリフト発生装置にはデイスター・クラフト社製の軽量型が採用されていたが、その他に2基のソノ級推進ポッドと4基の安定装置を装備していたため、迅速かつ安上がりで安全な2点間輸送を行うことができた。
デイスター社は以前にも民間仕様のDC0040で成功を収めていたが、当時の営業部はこのシリーズに「インターギャラクティック」という名前を付け、執拗な広告キャンペーンを展開していた。彼らはこの名前を使って宇宙船ライクな設計思想と、機体重量に対するパワー比率を強調していたのである。この名称はDC0052には正式採用されなかったが、結局はジェダイ・モデルにもニックネームとして添えられたのだった。
歴史
ジェダイ評議会はこの安価な飛行艇16機からなる小型船団を保有しており、公共の交通機関や、星間移動用の極めて高価なジェダイ・スターファイターに頼ることなく、首都惑星内を迅速に移動していた。また、インターギャラクティックの走査可能範囲は2,000キロメートルにもおよび、ジェダイたちは大気圏内に留まりながらにして、惑星上の多くの地点にアクセスすることができたのだ。
DC0052のユニークな特徴は落下型開閉パネルである。これによって、ジェダイは緊急着陸を要する非常時に、コクピットの下にあるハッチを落下させ、機体を自動操縦に切り替えて着陸させることができた。そして、非常事態の真っ只中で、ジェダイは機体から直接飛び降り、次の行動に備えたのである。