DD-13医療補助ドロイド
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DD-13医療補助ドロイドは、ユブリキアン・スチームワーク社によって開発された医療ドロイドである。このドロイドの主目的は人工擬似生体装置の移殖手術を行うことだった。
解説
DD-13は医療センサーが取り付けられた円筒形の頭部に3本足という実質本位の形状をしていたため、このドロイドはクローン大戦中の活躍を見た皮肉屋のクローン・コマンダーたちからギャラクティック・チョッパー・ドロイドというあだ名を付けられていた。そして、これは大胆なブラック・ユーモアの元にもなっている。この名前はDD-13の主要な機能が、サイボーグ・パーツ、すなわち代替用の手足や合成器官の移植であることにちなんでいるのだ。さらにこのドロイドの悪評を増加させているのは、精密医療テクノロジーではなく、多目的重車両のメーカーとして知られるユブリキアン・スチームワーク社の製品だという事実である。
本来、DD-13はユブリキアン社製の医療用輸送艇の中で使用するため、軍事施設に配置されたプロトタイプだった。だがこれらの車両は動かないことが判明し、代わりとしてこのドロイドは前線を移動する医療部隊へと送られたのだった。DD-13の2本の上腕にはモジュール式のスルーブが付いており、様々なツールに換装することが可能である。
ユブリキアン社製の初期型医療ユニットによってグリーヴァス将軍のサイボーグ化手術が行われた後、少なくとも1体のDD-13がパルパティーン皇帝の外科再生センターで使用されていた。事実、ムスタファーで重傷を負ったダース・ヴェイダーのサイボーグ化手術を担当した数多くの医療ドロイドの中にも、DD-13が含まれている。ヴェイダーはこのときのDD-13を憎んでおり、ユブリキアン社による帝国軍の医療ドロイドの契約を個人的に打ち切ったのだった。同社がDD-13の生産を停止させたのはその直後のことである。