Tシリーズ戦術ドロイド
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Tシリーズ戦術ドロイドは、クローン大戦中に独立星系連合で使用されていたスーパーバイザー・ドロイドの一種である。
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特徴
Tシリーズ戦術ドロイドは標準的なバトル・ドロイドと比べて知能が高く、分離主義勢力の兵士たちを指揮するために配備されていた。彼らは高性能な戦闘分析ソフトウェアと非常に高い知性を有していたのである。
このドロイドのボディはB2スーパー・バトル・ドロイドとほぼ同じ大きさである。戦術ドロイドは概して短気で自分本位な性格であり、その証拠として彼らは自分たちが他のドロイドよりも優れた存在であると信じていた。クェルやライロスでの戦いではバトル・ドロイドを冷遇し、侮辱したこともあり、また自ら優先順位を判断するため、矛盾のある指示を与えることも多かった。クェル上空の戦いのような切迫した状況では、戦術ドロイドは邪魔であれば味方を破壊することさえも命じることがあったのだ。また、一部の戦術ドロイドは艦隊や陸上軍全体の指揮を執ることもあった。
戦術ドロイドは他のバトル・ドロイド・モデルほど均質に作られてはいなかった。彼らの個性や音声には明らかな個体差があり、完全に同一の個体は2つとして存在しなかった。また、戦術ドロイドは本体を様々な色で塗装されており、それぞれが同じように特徴的な姿を見せていた。(他のバトル・ドロイドやクローン・トルーパーのように)特定の色や模様に、階級、任務の種別、所属部隊などの意味があったのかは不明である。
歴史
クリストフシスの戦いでは、1体の戦術ドロイドが3機のAATの指揮を執っていた。
また、コマンダー・ブライとアイラ・セキュラは任務の最中に戦術ドロイドと遭遇している。彼らはこのドロイドの切断された頭部を利用して分離主義勢力の秘密を探ろうと計画したのだった。その後、クェル上空の戦いでもミューニフィセント級スター・フリゲート上から指令を出すために戦術ドロイドが使用されていた。