トランドーシャ
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トランドーシャ、別名ドーシャ、またはハスコアは、好戦的な爬虫類種族トランドーシャンの出身惑星である。この惑星はウーキーの故郷キャッシークと同じ星系に属していたため、両種族の間に激しい憎悪の感情を生じさせていた。
歴史
ヤヴィンの戦いのおよそ7,000年前、トランドーシャは銀河共和国に加わったが、グレート・シス戦争の時代までには他の惑星と同じように共和国から脱退していた。そしてジェダイ内乱のころ、この惑星はザーカ社とウーキーの奴隷権の入手について協議を行い、1,000年におよぶウーキーとトランドーシャンとの抗争が開始されたのである。
新シス大戦の終結時、この惑星はハスコアの戦いの舞台となり、共和国とシスの双方が休息のため野営地へ撤退した際に、トランドーシャンたちは両陣営に対する奇襲攻撃を行った。
ヤヴィンの戦いの23年前、ウーキーの船がトランドーシャの月の上空で襲撃され、その結果、ウーキーがトランドーシャを封鎖するという事件が発生した。1年後にはこの問題を解決するための平和的な話し合いの場が準備されたが、トランドーシャンが通商連合を後ろ盾として元老院の代表団に圧力を掛けたことが発覚したため、この交渉は決裂に終わったのだった。
トランドーシャはキャッシーク星系に属していたため、元老院におけるこの惑星の唯一の代表者はウーキーのヤルアだった。このニ種族は決して見解が一致することはなく、クローン大戦が勃発したときも、無数の要因から両者の関係はせいぜい生ぬるいものでしかなかった。
公開討論の場で分離主義勢力の理想に傾倒する者はいなかったが、クローン大戦中、数多くの独立したトランドーシャン組織が独立星系連合の部隊に加わった。海賊団、奴隷商人、トランドーシャン・テロリスト・グループが、分離主義勢力による多数の行動、特にキャッシークの戦いに先立ってウーキーの故郷で行われた軍事行動に参加したのである。事実、これらのグループの多くはトランドーシャ自体から間接的な財政支援を受けており、惑星政府も背後からウーキーへの攻撃を指示できることに強い喜びを感じていたのだった。
ダース・クレイトの銀河帝国がキャッシークの封鎖を開始すると、この星系における交易の大部分がトランドーシャへ流れるようになり、惑星に経済的爆発がもたらされた。トランドーシャンたちは膨大なクレジットで都市とテクノロジーを発展させ、新しい宇宙船や武器を購入した。彼らは銀河系で非常に大きな軍事力を手に入れたのである。