ブラザー・レンケは、クローン大戦中におけるモン・カラマリである。
経歴
ブラザー・レンケは、銀河共和国と独立星系連合との銀河系規模の抗争、クローン大戦の最中、惑星ダクにいた。このとき、共和国を支持するモン・カラマリと、分離主義勢力を支持するクオレンという、惑星を支配する2つの種族の間の緊張が高まりはじめており、モン・カラの王、ヨス・コリーナの暗殺をきっかけに、それが一気に過熱していたのである。コリーナの息子、リー=チャー王子が王位を継承するはずだったが、部族長ノーソア・ライをはじめとするクオレンたちがそれに異議を唱えたのだ。レンケはモン・カラマリたちの会合に出席し、リー=チャーに何か発言すべきだと訴える。リー=チャーはクオレンが武力行使に踏み切ることはないと信じていたが、このとき分離主義勢力のリフ・タムソン司令官とアクア・ドロイドに後押しされたクオレンたちが攻撃を開始した。こうしてモン・カラマリの戦いが勃発したのである。ブラザー・レンケは参加しなかったが、やがてこの戦いは共和国の勝利に終わった。クオレンたちは、タムソンとその雇い主であるシス卿、そして連合国家元首のドゥークー伯爵がダクを自分たちで支配しようとしていたことに気付き、分離主義勢力を裏切ったのである。そして戦い後の祝典で、レンケはリー=チャーをモン・カラマリの王として宣言し、彼に王冠を手渡したのだった。
登場エピソード
外部リンク