解説
ネクサス・ルートは、銀河共和国の中心地と分離主義勢力の拠点惑星との間を結ぶ秘密のハイパースペース・レーンである。この航路の詳細を掴めば、双方共に敵陣営の領域へ簡単に侵入することができるため、クローン大戦中、その情報は両陣営にとって大きな戦略的価値があった。共和国はこの航路を使って辺境の分離主義勢力のセクターへ部隊を移動させることができ、一方で分離主義勢力は共和国の防衛網を迂回して、首都コルサントを攻撃することができるようになるのだ。
ジェダイ・マスター・イーヴン・ピールはネクサス・ルートの座標を発見したが、その直後に独立星系連合によって捕らえられてしまい、その詳細について尋問を受けるため惑星ローラ・セイユーの刑務所、シタデルへ連行された。ピールは拘束される前に船のコンピューターから座標データを削除しており、ウィルハフ・ターキン大佐と共に座標情報を半分ずつ記憶していたのである。ピールはこの情報を共和国へ持ち帰る前に死亡したが、彼は死ぬ前にアナキン・スカイウォーカーのパダワン、アソーカ・タノに自分の知るネクサス・ルートの情報を託し、それをジェダイ評議会のみに伝えるよう約束していた。一方、ターキンも自分の知るもう半分のデータをパルパティーン最高議長以外に教えることはできないとし、ジェダイへの提供を拒んだのだった。
登場エピソード
外部リンク
