ジュロック
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ジュロックは、クローン大戦中に惑星コルサントのジェダイ聖堂でゲート・キーパーを務めていた人間のジェダイ・マスターである。彼がこの地位に就いたのはヤヴィンの戦いの22年前のことだった。ヤヴィンの戦いの19年前、ジェダイ・ナイト・アナキン・スカイウォーカーがジェダイ・マスター・メイス・ウィンドゥに、パルパティーン最高議長こそがシスの暗黒卿ダース・シディアスの正体であると告発した。ジュロックと仲間のマスター・シャク・ティは、マスター・ウィンドゥと他の3人のジェダイがパルパティーンの逮捕に向かう間、ウィンドゥから聖堂の守りを任された。そしてしばらくした後、スカイウォーカーが聖堂の門に接近してきたとき、ジュロックは彼にジェダイ・マスターたちがどうなったのかを尋ね、その直後に、彼の後ろから何千ものクローン・トルーパーが従っていることに気付いたのだった。スカイウォーカーはダークサイドに転向しており、シディアスの弟子としてダース・ヴェイダーの名を与えられていたのである。ヴェイダーは自分のライトセイバーをジュロックの頭に突き刺し、ゲート・マスターを殺害した。ジュロックはジェダイ聖堂で行われた虐殺の最初の犠牲者となったのである。
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経歴
ジュロックはヤヴィンの戦いの22年前に聖堂保安部隊のメンバーに与えられる地位、ゲート・マスターとなった人間のジェダイ・マスターである。この地位に就いた彼は、銀河共和国の首都惑星コルサントでジェダイ聖堂へ通じる正門の監視を行っていた。そしてヤヴィンの戦いの19年前、クローン大戦の終結が近づいていたとき、ジェダイ・ナイト・アナキン・スカイウォーカーがジェダイ・マスター・メイス・ウィンドゥに、パルパティーン最高議長こそがシスの暗黒卿ダース・シディアスの正体であると報告した。ウィンドゥはシディアスの逮捕に同行させる3人のジェダイ・マスターとしてエージェン・コーラー、セイシー・ティン、キット・フィストーのチームを選び、その間のジェダイ聖堂の防衛をジュロックと仲間のマスター・シャク・ティに任せたのだった。
その後、モニターでスカイウォーカーの姿を確認したジュロックは聖堂の正門へと急いだ。ジュロックは4人のジェダイ・マスターについて尋ねるが、スカイウォーカーはシャク・ティの居場所を尋ねただけだった。ゲート・マスターは彼に、ティは自室で瞑想中だと答え、その直後、彼の後方に何千ものクローン・トルーパーがいることに気付く。彼は再度ウィンドゥのチームに何があったのかと質問した。だがこのときジュロックは知るはずもなかったが、スカイウォーカーはシディアスによるウィンドゥの殺害に加担し、暗黒卿の弟子としてダース・ヴェイダーの名を与えられていたのである。ヴェイダーはジュロックの顎にライトセイバーを押し付け、ゲート・マスターを殺害した。ジュロックが最後に聞いたスカイウォーカーの言葉は、何が起こっているかなどジュロックの知ったことではないというものだった。ヴェイダーは一切の呵責もなくジュロックを切り裂き、聖堂にいたジェダイのほとんどを殺戮したのである。
人物と特徴
ジュロックは信頼厚いジェダイ・マスターであり、ゲート・マスターとしてジェダイ聖堂の守備を任されていた。だが、彼がいかにフォースと調和していたとしても、アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに転向していたことまでは察知できず、身を守る機会さえなく惨殺されてしまったのだった。