聖堂従業員
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聖堂従業員は、コルサントのジェダイ聖堂を維持するためにジェダイ・オーダーによって雇われた銀河共和国の一般市民たちである。
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歴史
旧ジェダイ・オーダー
ジェダイ聖堂はジェダイ・オーダーの本拠地であり、訓練生たちの修行やナイトたちの住居として使用される広大な複合建造物だった。したがって、これらは常に保守と維持管理を必要としていたのである。聖堂の構内にある多くのオフィスでは、再割り当てに関する評議会による認可に従い、聖堂に集められた無数の工芸品の清掃や手入れを行うための一般人が雇われていた。さらにジェダイはこうした労働者たちを監視し、指示を与えるための監督者も雇っていたのである。
すべての作業はいくつかのグループに分けられており、維持管理者、技術者、世話係、保安員はそれぞれ別のグループに属していた。維持管理者の仕事は、あらゆるドア、ターボリフト、ドロイドを正常に作動するように管理することである。聖堂には多数のメンテナンス・ドロイドが保持されており、基本的な検査と修理を受けていた。一方で、技術者たちは主に聖堂内での生活に重要な電気系統や温度の管理、照明の調整などに従事していた。また、一部の技術者たちは聖堂ハンガーに格納された宇宙戦闘機や輸送船の維持管理を担当し、ドロイドもこれらの作業を手伝っていた。そして、聖堂保安部隊のフォースを使えないメンバーたちは、ジェダイ・ブルートやスナイパーと密接に働き、侵入者から聖堂を守っていた。
メイン・ホールの脇には、従業員たちが目立たずに動き回るためのメンテナンス用通路が用意されていた。広間には壁に向かって保管用の箱が積み上げられており、飾り気のない疎らな照明が陰鬱な場違いの外観を形成していた。また、聖堂の全域で広間の裏側に全自動洗濯施設が用意されており、洗濯物を落とすシュートがそれらに通じていた。ジェダイ・イニシエイトたちは、これらのシュートを降りていくことは不可能だと噂していたが、途中でどのように妨げられるのかを正確に言える者は1人もいなかった。
銀河共和国の晩年にジェダイ聖堂で維持管理員として働いていたローン・パヴァーンは、聖堂アカデミーで訓練を行っていた息子、ジャックス・パヴァーンとの接触を試みたため、免職処分となった。また、ジンズラー夫妻は聖堂の広間で働いていたが、彼らの娘もまたオーダーの一員だった。その一方で、ヤヴィンの戦いの22年前にクローン大戦が勃発すると、ジェダイと聖堂の保安体制における民衆の不満が増大した。そして戦争中に聖堂の爆破事件が発生したとき、爆破エキスパートのジャッカー・ボウマーニを含む数名の機械工が死亡したのである。
終戦時のナイトフォール作戦において、聖堂に侵入した共和国グランド・アーミーのクローン・トルーパーたちは、その場にいた人々をジェダイや一般の従業員の区別なく殺戮していった。このときウィップラッシュと呼ばれる反帝国の地下組織の助けによって殺戮を逃れた従業員たちは、その後、帝国の打倒と共和国の再興を目指すことになったのである。
新ジェダイ・オーダー
銀河帝国の崩壊から数年後、新ジェダイ・オーダーは新ジェダイ聖堂とオッサス・アカデミーの維持管理のために再び民間人を雇用した。そしてダース・ケイダスによる支配の最中、従業員たちはジェダイと共に逃亡し、秘密を守ったのである。