タムズ=アン(種族)
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タムズ=アン(タムザン)は、同名の惑星に原住むする長身の痩せこけたヒューマノイド種族である。彼らは、ジュルパの王国で暮らす紫色の肌をした人々と、辺境地域に住む青い肌をした人々の2つの人種に分かれていた。
歴史
紫色をしたタムズ=アンの王たちは、惑星全土を支配していた。彼らの王朝は世襲制だったが、その後継者たちは、昼と夜が同じ長さになる日の夜明けに王家の杖を塔の守護者と呼ばれる聖職者に示すまで、正式な王として認められなかった。帝国の初期の時代、タムズ=アンの正当な王位継承者だったモン・ジュルパ王子は、邪悪な大臣ザテック=チャによって記憶を消され、アンドロイドに変装して惑星タインズ・ホーキーへと追放されたのだった。ザテック=チャは杖を奪い、それを塔の守護者に見せることで、自らが王位に就こうと目論んでいたのである。
その後、モン・ジュルパはタムズ=アンの忠臣ソラーグ・デンと人間のジャン・トシュ、ジェシカ・ミード、そしてドロイドのC-3POとR2-D2の助けを得て記憶を取り戻し、ザテック=チャの陰謀を阻止することができた。そして彼の次の計画は、辺境地域を支配するマラミュー・トーダ卿の娘、ジェリン姫と結婚することによって、反目しあう2つの人種を統合することだった。奇しくも海賊ガー・カイボ・レン=チャによって姫が誘拐されたとき、トーダはジュルパやその友人たちと力を合わせ、彼女の救出に成功する。共通の敵との戦いと、モン・ジュルパとジェリンとの結婚は、この新しく生まれ、統合された2つの文化を、強く栄えさせたのだった。