スタス・アリー
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スタス・アリーは、クローン大戦中に銀河共和国に仕えた、ソロス出身のソロシアンのジェダイ・ナイトである。彼女はジェダイ・マスター・アディ・ガリアの従姉妹だった。
経歴
ジェダイの崇める神秘的なエネルギーの場は家系によっても引き継がれ、高名なナイトやマスターのなかにはフォースと同様に血の繋がりを持つ者が数人いることが知られている。そうしたジェダイ・ナイトの1人であるスタス・アリーは、銀河共和国の晩年にジェダイ評議会のメンバーを務めていたアディ・ガリアの従姉妹である。
彼女はその冷たい青い瞳を見れば分かるように、マスター・ガリアと基礎的な肉体的類似点を持って生まれた。さらにソロロス特有の頭飾りに代表される同じ服装は、2人が同一の文化の出身であることを物語っている。しかし、ガリアがジェダイ・マスターの地位を得た一方で、スタスはクローン大戦が始まるまで、ナイトのレベルに到達することしかできなかったのだ。
共和国を脅かす分離主義運動の最中、スタスはパルパティーンの政府の最上層部に助言を与え、凄惨なクローン大戦の幕開けとなる最初の戦いでも勇敢に戦っていた。また、コーナでロジュラッグ・シュラッグの食塩カルテルを壊滅させるなど、数々の実績を持つ彼女は経験豊富な戦士であり、腕利きの密使でもあるが、ジェダイ治療師のサークルでも訓練を積んでおり、癒しの術の習得にも重きを置いていた。
クローン大戦の間、スタスはコルサントで尊敬の対象とされているジェダイ評議会の一員として活躍していた。そして、大戦末期に行われた分離主義勢力による首都への大胆な奇襲の最中も、彼女はコルサントに留まっていたのである。だが、スタスはシャク・ティと共にパルパティーン最高議長の護衛の任務に就くものの、グリーヴァス将軍の妨害に遭い、議長を誘拐されてしまったのだった。
その後、アウター・リム包囲作戦によってサルーカマイが陥落すると、スタスは掃討任務のためクローン・トルーパーの分遣隊を率いて、再びサルーカマイへと派遣された。しかし、彼女がスピーダー・バイクでパトロールを行っていたとき、オーダー66が発令される。彼女の配下の第91偵察コープスはスタスを共和国に対する反逆者であると認識し、コマンダー・ネイオが彼女のバイクをブラスターで攻撃した。スタスのバイクは爆発し、彼女自身も即死してしまう。瓦礫と化したバイクはそのままサルーカマイの景観へと突っ込み、火の玉となったのだった。
登場エピソード
外部リンク
ジェダイ評議会 (19 BBY) | ||
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ヨーダ | メイス・ウィンドゥ | キ=アディ=ムンディ |
プロ・クーン | セイシー・ティン | アナキン・スカイウォーカー |
コールマン・カジ | キット・フィストー | シャク・ティ |
エージェン・コーラー | スタス・アリー | オビ=ワン・ケノービ |