シン・ドローリグ
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シン・ドローリグは、銀河共和国末期のジェダイ・マスターである。クローン大戦において、彼は上位将軍として活躍した。
経歴
かつてヨーダからライトセイバーの訓練を受けたドローリグは、ソードマスターの称号を授かった伝説的なジェダイ・マスターである。彼は控えめに言っても、ジェダイ・オーダーにあって最高の剣豪の1人であり、ジェダイ評議会のメンバーでこそないが、その剣術は評議員たちと匹敵するものだった。ドローリグは弟子のセラ・ケトーを指導する傍ら、幼い訓練生たちにライトセイバーの基本フォームを指導していたが、オーダーの中では、その無情な訓練法や恐ろしい攻撃スタイルから、彼をトロールと呼ぶ者も多かった。
クローン大戦の末期、メイス・ウィンドゥが他の3人のマスターを伴い、パルパティーン最高議長とダース・シディアスの関係を暴きに向かったとき、ドローリグは教え子のセラ・ケトー、ベネイ、ウィーらと共に、ジェダイ聖堂の子供たちを守る任務を与えられていた。だが、ダークサイドに転向し、ダース・ヴェイダーと化したアナキン・スカイウォーカーと、その配下のクローン・トルーパーたちによる突然の奇襲は、彼らの力を持ってしても防ぐことができなかった。ヴェイダー卿は聖堂への襲撃でケトーを殺害し、その後、自分の力を誇示するため、ドローリグ、ベネイ、ウィーの3人を片手だけで一瞬にして殺害したのである。ドローリグはヴェイダーの光刃によって肩から切り裂かれたが、死の直前に、共和国の英雄アナキン・スカイウォーカーが悪に寝返ったことを知るのだった。
この惨劇の様子は聖堂の保安用ホロカムに一部始終が記録されており、後にオビ=ワン・ケノービはこの映像によって、弟子の裏切りを知ることになる。