セネイト・ガード
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セネイト・ガード、またはブルー・ガードは、元老院議員、最高議長、その他の要人、共和国政府関連の建造などを守るため、古くに創設されたリパブリック・セネート・ガードマンを起源とするエリート部隊である。
戦時中、この衛兵たちの一部はセネイト・コマンドーの装甲服を着用してた。
歴史
セネイト・ガードは銀河元老院の議員たちを護衛するために招集された衛兵のエリート部隊である。彼らは象徴的な青いローブとヘルメットを身に付け、コルサントの元老院ビルの警備を行っていた。また、元老院が所有する議員専用の乗り物にも大抵の場合同乗していた。セネイト・ガードは銀河系全域の信用のある行政機関から慎重に選ばれた人物によってのみ構成されており、全員が銀河共和国にその身を捧げている卓越した戦士たちなのだ。
セネイト・ガードが着用している親しみやすい青のローブは、何千年もの間、指導者たちを保護し、第2の警察隊として活躍しながら、ギャラクティック・シティの内外で平和と安全を保ってきた信頼のシンボルである。この衛兵たちは軍の階級を使用しており、指揮官は通常、6名から10名の衛兵たちからなる機動部隊を指揮していた。セネイト・ガード全体のリーダーはキャプテン・オブ・ガードと呼ばれており、銀河元老院の警備において全責任を負うことになる。クローン大戦へと続く分離主義危機の間、セネイト・ガードたちを指揮していたのはジェスラ・ロチュア隊長だった。
セネイト・ガードは、警察として捜査を行う際に厳然たる事実や法廷における証拠のみを扱うよう訓練されていた。そのため、彼らは通常の人間にとってやや不明瞭な手法に頼りがちなジェダイとしばしば対立することもあった。だが、セネイト・ガードの捜査はその特質上、正確かつ完全であり、常に成功を収めていた。彼らは捜査のための十分に設備の整った近代的な分析実験室を保有していたのだ。
一方、彼らが使用していた長い武器は概して儀式的なものである。しかし、任務や保安上の理由から必要性が求められる場合は、さらに実用的な武器が支給されることもあった。
長年続いたパルパティーン最高議長による政権下においては、セネイト・ガードの役割は徐々に軽んじられていった。パルパティーンは自分のオフィスを警備するために、赤いローブを纏った独自のロイヤル・ガードマンを用意したのである。やがて彼のクローン軍が拡大し、共和国から帝国へと体制が変化すると、セネイト・ガードの存在は無用の長物と化し、ついには段階的に廃止されていったのだった。