アスク・アック
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解説
マラステア出身の3つ目のグランであるアスク・アック議員は、分離主義勢力のひずみの下で共和国が分裂することを阻止すべく召集された忠誠派議員団のメンバーである。彼の前任であるアクス・モウの政治的キャリアは、グラン領の多くをスキャンダルに陥れ、多くの敵を残したまま潰えた。マラステアは先住民族のダグに対する差別から生じた民族対立に揺れており、ダグの活動家たちは厳かな敬意をもって行われる予定だったモウの葬儀さえも崩壊させたのだった。スピーダー事故でモウが急死した後、アスク・アック議員はその後任として政界入りしたが、前任者の例に漏れず、アックもまたモウ以上の論客として軍隊設立に関する議会を沸かしている。
アック議員は共和国軍の強力な支持者であり、軍隊の設立にも当然のように賛成を表明していた。彼は共和国軍の設立こそが、共和国を破滅させる内乱を阻止するための唯一の方法であると確信していたのだ。そのため、ジェダイ評議会による10年前の謎めいた依頼によって軍隊が用意されていたという事実が発覚すると、彼はその使用を強く訴えたのだった。
やがてクローン大戦が勃発し、ジャビムやパーセラス・マイナーでの戦いに敗北を喫すると、アック議員は将軍として共和国軍を指揮するジェダイ・オーダーに、「調停者」としての能力があるのか、疑問を抱くようになる。<スター・オブ・アイスキン>の崩壊、そしてフィニーズ・ヴァローラム前議長の死によって、アック議員は自分のスタンスを守るための更なる防衛手段を発見したのだった。それによって、彼は防衛および武装化法案を支持するための雄弁な演説を行うことができたのである。